私たちの心は「イメージ」というパワーを持っている(1)

仕事、パートナーシップ、人間関係等の改善が「How To」だけではなかなか上手くいかないと思っている方。

あるいは、今まで理論や思考を武器に目標を達成したり、壁を乗り越えたりしてきた方。

もしかしたら、あなたは、今までのやり方とは違うやり方が必要になってきている時かもしれません。

私たちの心が変化するためには「思考」だけではなく、「感情」が納得する必要があります。

そのために役に立つのが心が持っている「イメージの力」を使っていくこと。

もちろん、心理学の知識や具体的なアプローチ方法はとても役に立ちます。

しかし、それだけではうまくいかないこともたくさんあるんですね。

知識+イメージによって、心は変化しやすくなるのです。

そんな手法を取り入れているのが私たちが提供している「ワークショップ」。

今回の記事では、ワークショップで提供しているイメージの力を使って状況を変えていく方法と効果についてお伝えしていきます。


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恋愛や婚活がうまくいくために、ネットの記事や本を読んだり、男性心理・女性心理を学んだりしても、なかなかうまくいかない。

そんなお話をよく伺います。

理由はいろいろあると思うのですが、「思考」で理解しても「感情」が納得していないと心は変わらない、という視点が解決の糸口になることも結構多いのです。

心理学の知識によって、相手の気持ちや自分の気持ちを心理分析し、それに基づいてアプローチしていく方法は、状況を変えるのにとても役に立ちます。

しかし、それだけだと心が納得して動いてくれないことも多いのです。

◇イメージの力を使って感情を納得させてあげる

私たちの心は、普段ものを考えたりしている表面意識(顕在意識)と普段は意識していないけれど感情・感覚を司っている潜在意識・無意識があると言われます。

この潜在意識は、感情・感覚の世界なので、理屈より感情や感覚を使ったインプットの方がうまく心に入っていきます。

スポーツ選手やアスリートの方で、イメージトレーニングをやっていない人はいないでしょう。

理想のフォームで走る、泳ぐ、演技する。

そのためにイメージトレーニングを使って、理想の形を心にインプットしていきます。

それだけではなく、試合で結果が出て喜んでいる自分の姿を「嬉しい!」等の感情とともにインプットすることもやられています。

これって「イメージの力」を使って、心を動かしているんですね。

元々は心理学や心理療法からきていると言われるこのやり方は、恋愛や人間関係などでなかなかいうことを聞いてくれない感情を整えていったり、変えていくのにとても役に立つやり方なんですね。

◇イメージした時、どんな感情を感じているか

スポーツで言えば、試合や大会で優勝した時のイメージをしておく。

この時、この状況でどんな感情を感じているのか、まで想像します。

例えば、

・優勝した瞬間のガッツポーズの時にどれだけ「嬉しい」のか。

・優勝インタビューを受けた時「誰に感謝を伝えたいですか?」との質問に、何と答えて、その時、どんな感情なのか。

「地元で応援してくれている両親にありがとうを伝えたいです!」と答えた時、湧き上がる感情は「喜び」なのか「感涙」なのか。

こんな風にイメージと合わせて感情も感じるようにします。

すると、この「めちゃ嬉しい!」「応援してくれてありがとう!感激!」という感情の部分は忘れずに感覚として残っているんですね。

先に書かせていただいたように、このやり方は、あなたが仕事やパートナーシップや人間関係を改善したい、もっと前に進んでいきたいと思う時にとても役に立ちます。

しかし!私たちの心はイメージの力を逆に使ってしまっていることが多いのです。

その代表は「自己イメージを悪く設定している」こと。

私たちは、自分が思っている以上に「自己イメージを悪く設定している」のです。

そのことが問題を引き起こしたり、解決しにくくさせている原因になっている場合があるのですね。

◇例えば「意地っ張りな彼につい私も意地になってケンカが絶えない時」

『デートの時に、食べたいものや行きたい場所が違うみたいな時に、彼が自分の主張を譲らないから、私もつい意地になって、相手の言い分より自分の意見を強くいいすぎて、ケンカになってしまう。』

次回は、このケースを例にしてこのお話を進めていきます。

(続く)
<次回の記事>
>>>私たちの心は「イメージ」というパワーを持っている(2)
>>>私たちの心は「イメージ」というパワーを持っている(3) 

 

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