「私は素直になれないタイプ」
「彼に素直じゃないとフラれた」
「素直になりたいと思っても素直になれない」
「素直になれと言われても自覚がない」
そんな「素直じゃない」ことに悩んでいる方のために
「素直になれない心理」の最初のステップについてお届けする連載、第二回めです。
前回は「素直になれないのには、きちんとした理由がある」についてお届けしました。
今回は、素直になるための最初のステップについてお届けします。
◇まず、自分のネガティブなところに素直になろう
では、「素直さ」を表現していくためにはどうしたらいいのでしょうか。
まず最初にチャレンジしていただきたいのは、「ネガティブな自分に素直になる」ことです。
私達は、実際にやれているかどうかは別として、「素直さ」という期待に無意識に応えようとしています。
その思いは「素直にならねばならない」という観念(=思い込み)を作っていきます。
すると、「素直にならねばならない」という観念は、「素直になれない」時に、強く自分自身を責め立てる力になってしまいます。
社会で生きていれば、素直になれない、素直になっていては進まない状況もたくさん出てきます。
ところが、そうした状況になると「素直にならねばならない」のに「素直になれない」自分はダメだ、という無意識の自己攻撃を心がしてしまうようなのですね。
このループを止める方法は、「ネガティブな自分に素直になる」ことなのです。
例えば、「いつも良い顔ばかりしている自分が嫌い」と思っているとします。
そのために、仕事でいろんな人との接点を持つ事が苦しくなる。
だから、仕事がしたくなくなる、という人がいたとしましょう。
通常は、こんな風に思う事がいけないことだ、という無意識が働くために、
「そんなこと考えたらダメだ!」と自分の心を抑圧していきます。
その抑圧が苦しみの元になるわけですから、まずは、
「私は良い顔ばかりしかできないんだから、しかたないじゃないの!」と自らを認めてあげることからスタートしてみます。
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次回は「ネガティブな自分に素直になる」をやりやすくするためのポイントについてお伝えしていきます。
<「素直になりたいと思っても素直になれない」心理>
>>> (1)素直になれないことには、理由がある
>>> (2)まず、自分のネガティブなところに素直になろう
>>> (3)「ネガティブな自分に素直になる」をやりやすくするためのポイント
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こちらの記事もご覧ください。