婚活に結果を出したい！と思っている時。
そんな時にも「イメージの力」を効果的に使うことが役に立ちます。
ただ、単に妄想しているだけだと、効果的に使えているとは言えません。
妄想って「ドキドキワクワク」が大きすぎて、等身大の自分じゃなくなっている場合が多いんですね。
結婚生活にドキドキワクワクは必須！ですが、イメージで大切なのは、等身大の自分を軸に据えること。
具体的には「ありふれた毎日の情景」のイメージを超具体的にしていくことなのです。
※今回はアメブロ「恋愛テクニック」(2016.10.17)の記事をまとめ直したものです。
スポーツ選手は、結果を出すために「イメージトレーニング」をしています。
例えば、理想のフォームで泳ぐ、走る。サッカーの試合で相手がどのような動きをしてくるかをイメージし、それを避けながらシュートする。
プールやトラックなどで練習するのではなく、頭の中でイメージします。
この良いイメージを何度も行うことで、身体の動き、行動に移しやすくなっていくという働きがあるために、取り入れられています。
イメージは、実際の競技についてされるだけではありません。
例えば、表彰台に立ってメダルをかけてもらい、歓声に応える。
その時、どれほど嬉しいか、感動しているか、感謝しているか、その感情まで感じる。
こうしたイメージは競技とは関係ないのですが、一種の「心の成功体験」となって、心が良い結果を出した気持ちになり、実際に成果を出しやすくするのですね。
良いイメージを心にインプットするやり方は、私たちのカウンセリングでも心理療法（セラピー）として提供しています。
伝えたいことがあるのに伝えたいことができない人がいる時。
イメージを使って、その人に言いたいことを伝えることができているシーンをイメージする。
その時、相手はどんな顔をしてくれて、自分はどんな感情を感じているか、までイメージします。
イメージワークをしていくには、こんな風に言えたらいいな、こんな風に聞いてもらえたらいいな、という具体的なイメージをするだけでなく、その時の感情を感じるところがポイント。
このイメージの力を使うことで、実際に心のモチベーションが高まり、行動に移しやすくなるのですね。
心にイメージをインプットするやり方が効果を生むのなら、パートナーシップでも使ってみない手はありません。
そのために必要なのは、実際に手に入れたい結果についての「具体的で詳細なイメージ」を持っておくことです。
例えば、結婚したい！と思っている時。
婚活がなかなかうまくいかない、良い出会いがない！と思っている時にオススメしているのは「結婚後の詳細なイメージをインプットする」こと。
パートナーの容姿やキャラクターのイメージを持っている方は結構いるんです。
体型が細め、がっちり、ふっくら、長身、小さい、だったり。
目が大きい、細い、丸顔、細い顔、だったり。
性格が、行動的、静か、優しい、力強い、柔らかい、だったり。
パートナーの具体的なイメージは、もちろん大切なのですが、他にイメージする要素が必要なのです。
それは「結婚後の具体的な生活」です。
あなたがパートナーと出会って結婚することになった時。
その後、毎日の結婚生活をどんな風に暮らしていくかをイメージしたことがあるでしょうか。
漠然とだったり、限られたシーン（二人で年に３回は旅行に行きたい等）はイメージしていると思いますが、大切なのは「ありふれた毎日の情景」です。
なぜなら、結婚生活の中で最も多くの時間を占めるのが「ありふれた毎日の情景」だからです。
ドキドキワクワクする時間を作ることは、とても大切なことですが、回数としてはそんなに多くはありません。
例えば、
週末の金曜日の夜は二人で仕事帰りに素敵なバーで飲んで帰るとか。
日曜日の午前中は、ベッドで二人でくっついて本を読んだり、二度寝したりしながらリラックスして過ごすとか。
これ、実は結婚後にとても重要な時間になるんですが、結婚したい！と思っている時には、これだけでは不十分なんです。
なぜなら、ドキドキワクワクのイメージをしているだけだと、「そんな夢みたいな話、あるわけないだろう」とか、「実際に結婚したら、もっと厳しい現実が待ってるはず
だ」とか、こうした無意識の心の声が聞こえてくるからなんですね。
もう一人の自分が心の中にいて、「結婚生活の現実はそんなに甘くない！」とツッコミを入れているようなもの。
これは無意識なので、自覚できる時もあれば、無自覚な場合もあります。
だったら、ドキドキワクワクだけじゃない、普通のありふれた毎日の情景をインプットしてあげればいいのです。
すると、もう一人の自分が「そんな風に普通の毎日を送っていくんだ～」みたいに、ちょっと納得してくれます。
オススメは「結婚後のある日の平日の夜」のイメージをすること。
それも、そこまで細かく具体的にイメージするの？！と思うほど、詳細なイメージにすること。
具体的な事例は・・・後編でお届けします！
