婚活に役立つ効果的なイメージの力の使い方、その後編です。
超具体的なイメージって、どうやってするの?
今回は、具体的な事例について、 お伝えしていきます。
前編では、オススメは「結婚後のある日の平日の夜」のイメージをすること、そして、そこまで細かく具体的にイメージするの?!と思うほど、詳細なイメージにすること、と書きました。
◎前編を見逃した方は>>>こちらをご覧ください!
例えば、こんな感じです(女性バージョン)。
仕事から帰宅すると夫はまだ帰ってきてない。
家に入り、リビングの電灯をつけて、着替える。
一息ついたら、夕飯の支度。
今日は疲れているから、簡単なものにさせてもらおう。
パスタとサラダにして、作り始める。
あとはパスタを茹でるだけ、というところで夫が帰宅。
玄関まで迎えに行って「おかえり」と声をかける。
夫は「ただいま」と答えてくれる。
夫が着替えている間に、パスタを茹でる。
着替えてきた夫に、サラダの用意を頼む。
夫がサラダを盛り付け、ビールの用意をしている間に、パスタを仕上げる。
二人でテーブルに座って「いただきます」と「今日もお疲れ様。乾杯」とビール。
パスタを食べながら、今日1日の出来事を「お互いに」話す。
私は同僚のA子の恋話を聞かされた話。
「あんなに美人なのに、キャラがおっさんなのよ。だから彼が引いちゃうわけ。でも本当はシャイなんだよね。もったいないと思わない?」
夫は新しくプロジェクトチームに加入した新人男性の話。
「見た目も行動もすごい真面目なんだけどさ、ものすごい天然なんだよ、そいつ。真面目だけに、そのギャップが可笑しくてさ」
そんな会話をしながらの食事が終わったら、夫は食器を洗い、私は洗濯物をたたむ。
今日は先に夫がお風呂。私は読みかけの本の続きを読みながらゆったり。
夫の後に私はお風呂に入り、出てくると夫はテレビのスポーツニュースを観てる。
私は本の続きを、夫はテレビをお互いしばらく見ながら過ごしてから、どちらともなく、そろそろ寝ようか、と声をかけて、寝室へ。
これ、イメージとしては「まだまだ細かい設定が足らない」です。
実際にカウンセリングで一緒にイメージしてもらう時には、もっと細かく、そして、その時々に感じる感情を聞いていきます。
今回の例では、あまり「感情」の部分をイメージしていません。
こうした細かな場面場面で、自分がどんな感情を感じているか、感じながら言動しているか、そして、相手の感情についても、イメージしていきます。
「夕飯の支度をしている時に、コップを夫が自ら用意してくれたら、ありがとう、嬉しいと感じながら、料理を盛り付ける」とか、そんな感じです。
そうやって、本当に具体的にイメージをインプットすることがポイントなんですね。
これは一例なので、夫が先に帰ってきて食事の支度をしてくれているバージョン、とか、一緒に夕飯を外に食べに行って二人で帰ってくるバージョンとか、自分の結婚生活のイメージをします。
現実ばなれしたイメージにならないように注意して、等身大の自分で居られる、結婚後の普通の日常を設定することに注意してください。
大切なのは「私が幸せを感じる状況ってどんなもの?」という視点で細かく設定すること。
こうしたイメージを持っておくと、実際に出会ったり、探したりしている時に、自分にぴったりの結婚相手を選びやすくなるのですね。