集約版:『心のご自愛メソッド ~あなたの人生を変える、心が喜ぶ3つの方法~』


『心のご自愛メソッド ~あなたの人生を変える、心が喜ぶ3つの方法~』と題して、講座を開催させていただき、また、「アメブロ・恋と仕事の心理学」にその内容を書かせていただきました。

このシリーズは、いろいろなところに記事を書かせていただいたので、読みやすいような形に一度まとめることにしました。

まとめるといっても、講座用に順次アップした記事に、アメブロに掲載の目次を載せただけなので、恐縮ですが、初めて読まれる方には、順番に読んでいただければ、全体がわかるようになっています。
おいおい、全部をまとめて読めるように整理するつもりでおります。
お読みいただければ幸いです。

『心のご自愛メソッド ~あなたの人生を変える、心が喜ぶ3つの方法~』

「自分を変えたい」「人生を変えたい」そんな風に思ったことはありませんか?
そう思ってカウンセリングに来ました、と言われる方が多くおられます。

辛い出来事があった時。
昔から自分の性格や振る舞いがしっくりこなくて、今がその時と思った時。

そんな時、私たちは「自分を、人生を変えたい」と思います。

でも、自分を変えるのって難しいですよね。
それが人生を変えることだったら、なおのこと。

カウンセラーという仕事をしていますので、カウンセリングという視点から、こうしたテーマにアプローチをさせていただいています。

自分を変える方法はいろいろありますが、その中でも効果的な方法は「自分を好きになる」こと。

「自分を好きになることが、自分を変える、そして人生を変えることにつながる」のです!

自分を好きになると、どうして自分を変える、人生を変えることになるの?
そもそも、「自分を愛する」って、どういうこと?

そんな疑問をお持ちになった、あなた。

あなたは、今、自分を変えて、人生を変える、そうした時期をむかえているのかもしれません。

だって、今の自分を変えることをあきらめていたり、「自分を愛する」ことに興味を持っていなかったら、こうした疑問を持つことはないからです。

確かに、「自分を愛してあげる」というのは、とても難しいことでもあります。

その方法を私はカウンセリングでたくさんの方のお話を伺っていく中で、蓄積してきました。

名付けて、「心のご自愛メソッド」。

「自分を愛してあげる」。それは、後ろ向きなアプローチではありません。
そこには目的があります。
今よりも輝き、楽しい毎日のため。効果がなければ、やる意味はありませんよね。

「心のご自愛メソッド」の中の、心が喜ぶ3つの方法を、一度お試しいただけたらと思います。

 

☆自分を愛するってどういうこと?

そもそも、「自分を愛する」とはどういうことなんでしょう。
心理学では「自己愛」と呼んでいますが、それがどういうことなのかわからない、というご質問をカウンセリングの中でよく伺います。

自己愛とは、簡単に言えば、自分のことが好き!と言えるということです。

でも、そんな風に、自分のことはなかなか思えないもの、ですよね。

自己愛がわからない、ということは、自分のことが嫌いと思っていると言えるのではないでしょうか。
自分のことが好き!と思っていたら、そうした思いは持たないはずです。

ですから、「自己愛」って何?とか、「自己愛」と言われても嫌な感じがする、というのは、自分が嫌いという証明であることもあるのです。

こんな例え話を想像してみてください。

あるところに、花屋さんがありました。
そのお店で接客をする店員の娘は、とても笑顔の素敵な優しい女性。
お客さんからの評判もとても良く、町中の評判です。

このお店には店主がいました。
店主は、店の裏に隠れて、お客さんの前に出ようとしません。
なぜなら、自分のことを意地悪で、嫌な奴だと思っているから、店に出て避難されるのが嫌なのです。
いつも隠れているので、誰も、この店に店主がいるとは知りません。

接客をする娘を目当てに、いろいろなお客さんがお店を訪れます。
また、お土産やお菓子を持ってやってくるお客さんもたくさんいます。

ところが、どれだけお客さんがきてお店が繁盛しても
お土産やお菓子をもらっても、店主はちっともうれしくありません。

「どうせ娘が目当てなんだろ!。私ことなんて誰も知らないくせに!」

そんな思いでした。

これが、私たちが多く感じている「自分のことを愛していない」状態だとしたら、どう思いますか?

花屋の店番をしている娘が、普段、私たちが人前で表現している自分。
店主が、自分の本当の心の中。

私たちは、どうやら、こんな例え話のように、自分のことを自分でイメージしているようです。

仕事をしていく上で、てきぱきと笑顔でこなしている私。
辛い時も弱音を吐かず、がまんしてやり切る私。
家事や育児はやって当たり前と、踏ん張っている私。

でも、それは表向きのことで、心はやりたくてやってるわけじゃない。
良い子を長年やってきて、それが仮面のように張り付いているだけ。

いい人ですね、優しい人ですね、と言われても、ちっともうれしくない。
八方美人なだけで、それで責められたり苦労したりしてるだけ。

そんな裏表のある私のことが大嫌いだ。

そんな風に思ったことはありませんか?

そう思ってしまう理由は、本当の自分は悪い奴という思い。
心理学では「罪悪感」や「無価値感」といいますが、自分はだめだ、悪いんだという思いのことです。

そうすると、どんなに褒められても、心はちっともうれしくありません。

でも、それはあなたが勝手に自分の心のイメージを「悪い」と思い込んでいるだけかもしれないのです。

自分のことを避難されるのが怖くて店の裏に隠れている店主。
でも、店に出てみなければ、お客さんの反応はわかりません。

そのためには、「どうせ私なんて」という思いを変えていく必要があります。

その思い、変えられるとしたら、どう思われますか?

考え方はシンプルです。

「自分が思い込んでいるのであれば、自分がその思い込みを変えられるはず」なんです。

 

☆「自分を嫌い」な思いが、恋を遠ざける

先ほどの例で出した、花屋の娘と店主のような心を持ったままだと、恋愛がうまくいきません。

自分のことを嫌いと思っていたら、この店主のように、人を近づけたくなくなります。

それが、誰の目にも明らかだったらわかりやすいのですが、「本当の自分を隠さなきゃ!」と良い子を演じていたりすると、周囲の人の評価と自己評価がズレてきます。

そうすると、せっかくの恋のチャンスも、「どうせ私なんて!」という思いから遠ざけてしまったり、悪い態度を取ってしまったり。

でも、その「自己嫌悪」を作り出しているのは、他ならぬ「自分自身」なんですね。

また、時には、こうした自分の心理に気がついていないこともあります。
そうなると、無意識に人を遠ざけたり、人嫌いになったりすることも。

自分のことが嫌い、という感情は、誰だって感じたくないものですよね。
この、自己嫌悪と呼ばれる感情を強く持っていると、誰も自分に近づいてきてほしくない、と思うようになることがあります。

それは、人が嫌い、とか、ひとりが好き、というよりも、誰かが近づいてくると、この「自己嫌悪」という感情がオートマチックに上がってきて、この気持ちを感じたくないから、人を遠ざける、というところにあるようです。

もしそうだとしたら、この「自分が嫌い」を変えていかないと、人との接点がうまくいかなくなります。
恋というのは、人との親密感を強く感じることです。また、人とのつながりを楽しむことでもありますよね。

ですから、自分のことを嫌い、というのは、恋の成就をはばみます。

でも、この感覚は、変えていくことができます。
そうして、「自分を嫌い」が変わり、「自分を好き」という感覚が芽生えてくると、他の人と近づきやすくなったり、接点を持つことを楽しんだりできるようになります。

「私は私のことが好き。だから、あなたも私のことが好きなんじゃないかな?」
そんな感覚が生まれてくるのですね。

 

☆「私を愛してください!」と心から言えますか?

「あなたは、自分のことが好きですか?」
そんな質問をされたら、あなたは何と答えられるでしょう。

「私は自分のことが大好き!」
そう言えたらいいですが、なかなか、そんな風に言えないものですよね。

カウンセリングの中で、こうしたご質問をさせていただくと、多くの方は「大好き」とは答えられません。
はっきりと「自分のことが嫌い」と言われる方もおられます。

そこまでではなくても、

「嫌いというほどではないけど、大好きとは言えない」
「好きとまでは言えない」

といった、どちらかというと消極的なご意見をいただくことが多いのですね。

この、「嫌いというほどではないけど、大好きとは言えない」という感覚。

この感覚でいると、「私を愛してください!」と誰かに求めることができなくなります。

例えば、あなたが電気屋さんの店員さんで、掃除機を売る担当だったとします。

その掃除機が、とても素晴らしい商品で、他にはない超高性能で、デザインも使いかってもよく、何より売るあなたが大好きだとしたら、お客さんに対して、是非、見て触って使ってみてください!と自信を持ってオススメできますよね。
高い値段を出しても買う価値があれば、値は張るけど、買って損はしませんよ!とセールスできるはずです。

でも、もしこの掃除機が、性能があまりよくなくて、オススメできない商品だな、と思っていたらどうでしょう。
デザインもいまひとつパッとしないし、自分なら買わないな、と思っていたら、自信をもってオススメしにくくなりますよね。

心も同じような感覚なんです。

自分で自分のことを好きではない、パッとしない、あるいは嫌いだと思っていたら。
誰かに自分のことをオススメできなくなります。

あなたは、「私を愛してください!」と誰かに心から言えますか?

その問いを自らの心に投げかけた時、その答えが自己愛の度合いを知るヒントになります。

もし、「私のことを愛してください!」と誰かに言える自分になれたとしたら、どうでしょう。

そんな風に言えるあなたは、きっと、自分のことが大好きであるに違いありません。

また、そんな風に素直に「愛してほしい!」と言える人って素敵だと思いませんか?

自分のことが大好きな人は、周りの人からも愛されるのです。

 

☆髪をケアしてあげるように、心もケアしてあげましょう。

「心のご自愛メソッド」というタイトルは、ずっと前に、女性向けシャンプーの宣伝のキャッチコピーから、つけたものです。

髪の毛を大切にしたいと思う気持ち。
それは、誰にでもあって、そしてわかりやすい話です。

誰だって、きれいな髪の毛でいたいし、それが維持できたらうれしい。
それは、キラキラと輝ける自分でありたいという思い。

でも、それって「心」だって同じじゃないの?
それが、このタイトルをつけたいと思ったきっかけでした。

自分を愛してあげる、というアプローチは、一見すると、後ろ向きに感じるかもしれません。

逆にいえば、できていない私、を見つめることになるとイメージされるのではないでしょうか。

そうではないんですね。

美しくサラサラな髪を維持するために。
今よりもっときれいな髪になるために。

それが「心」に変わっただけです。

心だって、今より美しくなりたい。
今よりもっと素敵に、楽になりたい。

そう思っているはずです。

自分を愛する、というのは、積極的なアプローチ。

髪が美しくサラサラであるためには、自分の髪の質や状態を分析して、必要な栄養素などを加えてあげる、手入れの仕方を学んで実行する、そうした具体的で効果的なアプローチが必要です。

今の自分の心の質や状態を分析して、知ってあげる。
必要な要素があれば、加えてあげる。
そして、手入れをする方法を学んで、具体的に使ってあげる。

髪を美しく保つため、より輝くために一番大切な要素って何だと思います?

女性の方なら誰でも知っているはずです。

それは、毎日、髪の手入れをしてあげることです。

心だって同じなんですよね。

心は髪のように、目に見えません。
だから、つい、毎日気にかけてあげにくいんんですね。

毎日、手入れをしてあげること。

それは、簡単なことでいいんです。
毎朝、鏡に向かって、「わたしの心、どんな感じ?」と質問してあげるだけでいい。
たったそれだけでも、心は気にしてもらえたと喜びます。

できたら栄養素を与えてあげましょう。
心が喜ぶ栄養素、それは、「あなたが楽しいと思う事をする」ことです。

1週間に一回は、お気に入りのカフェでお茶をしましょう。
近所の温泉に行ってもいいですね。

楽しいこと、リラックスできること、喜べることをやってあげてください。

ポイントは、「心への栄養素」としっかり思ってからやること。

それだけでも、かなり効果があります。

☆「心のご自愛メソッド」心が喜ぶ3つの方法とは?

今回お伝えしたいのは、「自分を愛してあげる」ことが、いったい何の役に立つのか、ということ。
役に立たなかったら意味がないですもんね。

何の役にたつのか。それは、一言でいえば、「人間関係を良くする」ということです。
恋人、夫婦、友達、仕事の同僚・上司・部下、家族。

そのための、心が喜ぶ3つの方法とは

 

【その1】外見へのアプローチ
まずは外見・言動から変えていこう。服装・髪型、姿勢・歩き方、顔の表情、言葉遣い。

【その2】内面へのアプローチ
自分のことを好きになるために、自己イメージを書き換えよう。
自分を大切に扱うセルフイメージワーク。

【その3】ビジョンを描くアプローチ
自分が大好きで、幸せを手に入れている未来の私を具体的にイメージしよう。

3つの具体的な内容については、「アメーバブログ:恋と仕事の心理学」で連載させていただきました。

下記の記事をお読みいただけたらと思います。

【アメブロ・恋と仕事の心理学】「心のご自愛メソッド」
>>>(その1)
>>>(その2)
>>>(その3)
>>>(その4)

「心のご自愛メソッド」の最大のポイント
それは、「あきらめないで求め続けること」です。

自分を愛するアプローチは、どれも「意思の力」がポイントになります。
あきらめないで、自分の幸せを求め続けること。

どうか、その思いを続けていってください。

今回の記事が、みなさんのお役に少しでも立てたなら幸いに思います。

タイトルとURLをコピーしました