今年、令和七年の自分のテーマを漢字一文字で表すとしたら?

書をやっている友人から誘われて、何十年かぶりに書き初めをしました。

何を書いてもいいということだったので、今年、令和七年に自分のテーマを漢字一文字で書こうと思ったんですね。

 

最初に頭に浮かんだのは

「努」

でした。

 

昨年末に、あまりに自分がやるべきことをやってない!と感じていたので、今年は努力の年だろう!と思ったんです。

 

でも、友人である書の先生からこんな話をされたんですね。

 

「筆で文字を書く時に『左から右へ』『上から下へ』と無意識に書いているけれど、それもある種の制限」

「あえて『右から左へ』「下から上へ」と筆を走らせてみてください。どんな感じになりますか?」

「私たちは知らないうちに書く時でさえ、いろんな制限を自分に課しているみたいです。それを外して自由に書いてみてください」

 

と言いながら、さまざまな自由な書の見本を書いてくれました。

その中のデザイン的な書が、すごく生き生きと楽しそうだったんです。

 

なるほど、ちゃんと書かなければと思いすぎていたのかな、もっと自分の心の声をそのままに自由に書いてみよう、と思いました。

 

そこから、思いついた漢字は

「開」

「解」

「由」

と広がっていき、最終的には

「放」

の字になっていきました。

そして、「放」の字を書いているうちに、「方」の文字が人に見えてきたんですね。

あ、これだ!と思いました。

 

それからいくつも「放」の字を書いていくうちに、最終的に書き上がったものがこれです。

 

 

「放」の漢字の意味は、辞書で調べるとすごくたくさんの意味があります。

その中で私が今年のテーマとして意識したものは

 

「ときはなす。自由にさせる。ゆるす。」

 

私は今年、令和七年を大変革の年として位置付けようと思っていました。

それを妻(池尾千里)と二人で叶えていきたい。

 

この思いにピッタリの書き初めになったと感じています。

 

「一年の計は元旦にあり」といいますが、新年に自分の今年のテーマの漢字を書くことができたことで、素晴らしい始まりにすることができました。

 

 

ところで、今回の書き初めは、友人が主催した「オンライン書き初め会」でした。

 

オンラインでつながりながら、しかも、筆ペンを使って気軽に自由に制限なく自分の思いを書くという企画だったんですね。

一人で書くのではなくて、初めて会う方達と書き初めをする。

これ、すごくよかったです。

 

今年は思い立った時には、自分でも書を書いてみようと思いました。

声をかけてくれた友人(石神みさこさん)に感謝です。

 

皆さんも、1月中に筆ペンにコピー用紙でもいいので、今年の自分のテーマを書き初めしてみてください。

それが今年一年のあなたの心の方向性をつくり、そこに向かって進んでいきやすくなります。

 

 

*完成までのプロセスはこんな感じでした。

 

 

 

 

 

 

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