自分らしくやりたいことを仕事にしたいのに見つからない時に試して欲しい視点(基礎編)~見方を変える心理学~

見方を変えると、問題も課題もテーマも全く違って見えてきて、それが解決のヒントにつながっていきます。

今回の見方を変える心理学は、自分らしくやりたい仕事をしたい時に試して欲しい2つの視点についてお届けします。

基礎編と示したのは、自分らしくやりたい仕事を見つける前の前提として持ってほしい視点だからなんですね。

 

1.今、あなたが現状を考える時に自己否定していないか

自分らしさを追求したいと思っている時は、もっと自分を素直に表現したい、自分を枠の中に閉じ込めていたくない、みたいに感じている時なのですが、この時に「今よりもっと素敵な自分になりたい」という自己変革の意識が入っていることが多いのです。

「今の自分ではダメだから、もっとバージョンアップしなければ」と感じていて、今の自分と違う自分に変われたら自分らしく生きられるのではないか、と思っている場合があるのですね。

バージョンアップすることも大切ですが、ここに自己否定が入っていると逆に自分らしく進んでいくことにブレーキがかかってしまいます。

今、あなたが自分らしくないと感じているとしたら、それはあなたがダメだから、良くないから、なのでしょうか。

時には「自分らしく生きられていない自分はダメなんだ」と表現できていない自分ににダメ出ししてしまっていることもあります。

まずは、自分らしくないことで自分を否定していないかどうかチェックしてみてください。

自由に楽しく生きるために、自分らしさを探しているのに、自己否定してしまっては逆に自分を苦しめることになってしまいます。

自分を否定したり、責めてしまっていると感じたなら、最初にやるべきことは、自分らしさややりたい仕事をを探す前に「自分を責めないようにする」ことなんです。

2.長所と短所の両方あってあなたらしいとしたら

自分らしさとは、あなたが本来持っているもののことのはず。

だとしたら、長所も短所もどちらもあなたの大切な要素です。

まずはあなたの長所と短所の両方について、ノートに書き出す、友達に聞いて教えてもらうなどをして、自分の要素を知っていきましょう。

私たちの心はどうしてもネガティブなものに目がいきやすくなり、それを見つけて否定したくなります。

長所と短所の両方に目を向けると、長所もわかってきます。

長所は認めて使っていこうと思い、短所は変えたほうがいいところは変えていく努力をしていく。

最初はこんな風に思ってみてください。

次に、あなたが感じている短所は本当に悪いところなのかについてお友達に聞いてみましょう。

特に自立的に頑張ってきた人は、自分に厳しすぎるので、どうしても自己評価が辛くなっていきます。

人の欠点は他人から見たらそうでもないことって、とても多いのです。

以上の二つの視点を持った上で、自分らしくやりたい仕事とは何か、どうしたら実現していけるか、について考えいくと、今までとは違ったものが見えてきます。

時には今の仕事が結構、自分らしくやりたい仕事だったと気づくことだってあります。

それくらい、私たちは自分のことを知らないし、自分のことを責めることが多いのですね。

あなたの本当の価値を知ることが、自分らしくやりたい仕事をしていくことにつながっていきます。

 

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