今までとは違った視点で見たら、問題もテーマも違ってみえる。
今回の見方を変える心理学は、婚活がうまくいかない時に試して欲しい2つの視点についての後編です。
以下の2つの視点で自分のことを見直してみることをお伝えします。
1.気づいていない自分の魅力・良いところを知る
2.過去の恋愛や体験の誤解を解く
前編では1をお伝えしましたが、後編では2についてお届けします。
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2.過去の恋愛や体験の誤解を解く
過去の恋愛がうまくいかない体験、例えば失恋などは、これからの恋愛を進めていく時に怖れを感じて心がブレーキをかけてしまうことも多いです。
また同じことが繰り返されたらどうしよう?と思うからなんですね。
こんな風に思うのは当然なのですが、こうした時は、当時の恋愛等に対して自分が悪かったことや相手が悪かったことに意識や記憶が集中しやすくなるもの。
しかし、必ずそこにはベストを尽くしたあなたがいます。
うまくできなかったり、相手にも課題があったりする中でも、あなたは愛そうとがんばってきました。
そして、結果的に分かれることになった恋愛も、そこには必ずよかったこと、得られたこと、学び成長できたことがあります。
どうしてもネガティブな思い出に引っ張られがちですが、ここにも注目してほしいのですね。
◇過去の恋愛の体験はネガもポジも両方あったとしたら
過去の恋愛の体験が悪いこともあり、良いこともあった。
その両方があったとしたら、どちらか一方しか存在しないのはおかしな話なんです。
どんな恋愛も必ず両方の面を持っています。
悪いことも良いことも両方あったとしたら、悪いことだけに意識を向けるのはちょっと違うのかもしれない。
そんな見方をしてみましょう。
すると良いことにも意識がいくようになります。
うまいくいかなかったこと、反省していることがあれば、改善して違う形で恋愛を進めていくこと、そして、良かったことは次も同じ感じで進めていけばいいこと。
この両方を意識すると、次の恋愛への怖れはネガティブに意識を向けている時とは段違いに減らしていけます。
長所と短所と両方あって人の性格ができているように、過去の出来事も両方あって成り立っています。
両方大事にすると、良かったこと学んだこと成長したことも気づけるのですね。