美しい。
目の前に、あなたが今、そう感じるものがあるとする。
それは、
絵画かもしれない。
映画かもしれない。
小説かもしれない。
写真かもしれない。
景色かもしれない。
人かもしれない。
競技に、演技に、表現に、表情に。
そして、
誰かの生き方かもしれない。
誰かの心かもしれない。
心。
誰かが誰かのために、何かをしようとした心。
誰かが、あなたのために、何かをしてくれた心。
誰かの祈り。
私たちは、こうした心にも、心を揺さぶられ、
美しいと感動することがある。
あなたが美しいと思う時。
そんな時、
あなたは大切なことを忘れています。
あなた自身の心のことを。
美しいと感じる心がないのに、
何かを、誰かを
美しいとは感じられません。
けれど、
あなたが、誰かのために、何かをしてあげた心。
あなたが、誰かを心配して、祈った心。
そのことに、美しい、と
なかなか感じられない。
それは、なぜなのでしょう。
あなたの心は、こんなにも美しいのに。
そのことを思う時、
人は、自分にとても厳しい生き物なのだと感じます。
そして、
人の心は、なんと美しいのか、と思います。
その謙虚さに、心が揺さぶられる思いがします。
あなたが
自分では気がつけない
心の美しさ。
そのことに、ほんの少しでも、気づいてみよう。
そんな風に思ってみてください。
あなたが、
あなたの価値を見つけることで
笑顔になる誰かがいるかもしれないのです。