ある日
とても美しい夕焼けが空にあったとします
でも
そこに夕焼けがあることに気がつかないと
美しい空を見ることができません。
誰でも心に余裕がない時は
視野が狭くなってしまいます
例えば、車の免許を取ったばかりの時
目の前の道や信号にしか視線がいかないものです
でも、運転に慣れてくると
周りの景色が見られるようになってきます
誰でも心に余裕がない時は
知らないうちに下を向いています
その時、空に
信じられないほど美しい
夕焼けがあったとしても
心に余裕がない時は
それを見ることができません
だから
上を向いてみましょう
周りを見渡してみましょう
もしかしたらそこには
あなたが生まれて初めてみるほど
美しいものがあるかもしれない
景色かもしれない
笑顔かもしれない
行為かもしれない
言葉かもしれない
歌かもしれない
どんな状況の時にも
そこに何かがあるはずなんです
その何かを見つけた時
心にほんの少しでも
余裕が生まれるかもしれない
その小さな余裕が
あなたを
あなたがしていることを
あなたの周りの人を
遠くにいる人たちを
支える力になるかもしれない
八方ふさがりの時でも
「上」は開いているのです
朝には空の青さをみてみましょう
夕方には夕焼けをみてみましょう
