今日はバレンタインデーである。
バレンタインデーには、クライアントさんが面談の折にチョコレートをわざわざ持って来てくれたりするので、それがとてもうれしい。
でも、プライベートでは、ドキドキするようなチョコレートをもらった記憶は、十数年ない。
ドキドキするバレンタインデーといえば、とても昔の話になってしまい、世代がばれるが、
バレンタインデーといえば、「バレンタイン・キッス」。
そう、国生さゆりさんの名曲を忘れるわけにはいくまい。
おニャン子クラブが全盛期だった頃、当時、思春期だった私は、すっかりはまってしまい、この「バレンタイン・キッス」も何度口ずさんだかわからない。
甘酸っぱい思い出である。
甘酸っぱい思い出といえば、私がカウンセリングサービスのカウンセラーとなってから、別の意味で、バレンタインデーは特別な日となった。
その理由は、当社代表、平準司の誕生日だからである。
では、その特別な日に私が何かをする日なのか、と言われると、それは困る。
ああ、社長の誕生日だなあ、と思うようになった。
1年に一度、心の中でそっとお祝いしている日なのである。
しかし、「心の中で」しかも、「そっと」お祝いしているだけなので、社長が聞いたら、何か形で表してくれよ!と言われそうである。
考えてみれば、何もしてないというのも寂しい話だ。なんと薄情な社員であろう。
そうだ、今年は何かを考えてみよう。
まてよ、もう今日がその日だ。
・・・来年に持ち越そう。
社長、こんな薄情な私をお許しください。
いや、そういう話がしたかったわけではなく、今年のバレンタインデーの話である。
娘が生まれてからは、我が家のチョコレートは、差出人が奥さんと娘の二人になった。
今年なんかは、それに息子が加わっていた。
今年は、娘の手書きのカード付きで、そして、三人の連名だったのだ。
娘のカードのメッセージは
「おとうさんバレンタインおめでとう。チョコレートたべてね」
しかも、今年は、奥さん手作りの「フォンダンショコラ」だった。
とても美味しかった。
若い時みたいにドキドキはしないけど、ある意味、こんな幸せなバレンタインはないな、と思った今年のバレンタインデーだった。
仲良き事は美しき哉