こんな時の「男心」「女心」がわからない!【結婚・男心編(2)】

結婚式への思い、男女ではかなり差がでます。どうしてこんなに差が出るのか。その心理を知っているだけで二人の喧嘩が減るかも!。池尾家夫婦による連載ブログ【結婚・男心編】その2をお届けします。

近くて遠い、遠くて近い「男と女」。
そんな「男性心理」「女性心理」を
夫婦カウンセラーの池尾昌紀・千里が、
それぞれの立場で語ります。

同じテーマを、男の立場、女の立場から、
夫婦でそれぞれのブログで書いていく連載です。

妻・池尾千里は、女性ですし、
私は、男性ですから、
その立場での思いを綴って、
「女心」がわからない男性へ
「男心」がわからない女性への
取り扱い説明書のようなものに
なれないかなと思っています。

お読みいただいているうちに、
そうそうと同性は、
共感していただけるかもしれませんし、
異性の思いに、怒りを感じたり、
「なんじゃそれ???」
と途方に暮れることもあるかもしれません。

しかし、そもそも男と女は、
人間という括りでは、同じグループですが、
考え方や感じ方は、別の星の生き物くらいに
思っておく方が、却って理解しやすいのでは
ないかと思います。

違うから、わからないから、
理解しようとしたり、
コミュニケーションを意識することが
大切になってくるんだと思います。

近くて遠い、遠くて近い「男と女」。

そんなこんなの池尾家ブログ連載です。

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今回のテーマは「結婚」。リレー形式でお届けします。

前回までのリレーブログはこちらをごらんください。
【女にとっての結婚】(池尾千里)
>>>その1
>>>その2

【男にとっての結婚】(池尾昌紀)>>>その1

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前回の池尾千里の記事、結婚に対する「女心」は、こうした内容でした。
>>>【女にとっての結婚(2)】

この記事に、「最近、ご結婚されるカップルの結婚式をする理由No.1は、『両親のために結婚式をしたい』なのだそうです。」とありました。

実際に、そうした話があるのでしょうが、これって、どちらかというと「女性の気持ち」なんじゃないか、と私は思います。

もちろん、そうした理由の男性だって、いるのは間違いないんですが、なぜ「女性寄り」と感じるかというと、往々にして男性は、「結婚すること=親を大切に思う」というわけではない、と思うからです。

日本の女性は、この時代になっても、どこか「結婚=実家を出て行く」感覚が残っています。
それは、池尾家の今回のブログにも登場している「良妻賢母の縛り」のひとつと言ってもいいかもしれません。

だから、両親への手紙、という企画があるし、あれって、妻しか読まないんですよね。

考えてみれば、「夫が夫の両親に感謝の手紙」を読んだっていいはずなんです。
でも、それが「なくても大丈夫」と誰もが感じる元になっているのは、結婚しても男には実家を離れて行く感覚が薄い、からなんじゃないでしょうか。

夫の関心毎って、それより、やっぱり「社会の目」のように思います。

池尾千里の前回の記事にありましたが、「会社の誰を結婚式に招待して、誰に祝辞を頼むか」とか、これが実家が親戚筋に厳しい家だと、「実家の関係者」が加わることもあるでしょう。

こうした「古い感覚」は、今ではとても薄くなっていると思います。

でも、「なくなったわけではない」ところが大切なポイントと思うんですね。

男性は男性で、やはり「男社会」「男として」みたいなものに縛られていて、結婚式を楽しむ、ということに関しては、女性に譲ってしまっている気がします。

そう思うと、男って、ちょっとかわいそう、と思ってしまうのは、私が男だからでしょうか。

でも、この男性の感覚を知っておくことは、結婚式をしていく、結婚をしていくのにとても役に立つように思います。

そして、もちろん、男性がこの感覚の違いを知っておくことも、とても大切。

男性にとっては、結婚式なんて面倒くさい!とか、衣装なんて適当でもいいじゃないか!とか、思ってしまう人もいるはず。

でも、女性にとっては、それはとても大切な晴れ舞台だし、女性としての夢を叶える、ということだけでなく、「家を出る」という無意識の気持ちを何らかの形で表現できる場所、と思ってあげることが大切なんですね。

そう思えば、結婚式の打ち合わせでのケンカも少なくなるかもしれません。

逆に、女性にとっては、彼が結婚式を面倒くさがる心理を知っておくことが、ケンカを減らすことにつながります。

男性にとっては、重要ではない、関心毎が低いことには、意欲が高まらないということ、また、何より「恥ずかしい」こと。

そんな風に思ってみてください。

ここまで書いてくると、結婚式をしない、あるいは、結婚式を簡略化するカップルが増えているのは、家の縛りが薄くなってきている証拠なのかもしれない、とも思います。

そして、それは、縛られない自由、というポジティブな面と、絆が薄くなった、というネガティブな面の両方があって、どちらも大切な視点である、ということを、私は思います。

なんか、この連載を書いていくと、どんどん自分が男尊女卑っぽいというか、「男とは」「女とは」に捕われているというか、そんな気分になってくるなあ。

ところで、余談ですが、前回の池尾千里の記事を読んで、私はとても驚きました。
何に驚いたかというと「私、色ドレスを着てない!」と、思っているらしい、という話です。

そんなこと、妻が言ったことはなかったので驚いたんですが、合わせて、なるほど!とも思いました。

で、私がその次に感じたことは
「だったら、今から色ドレスを着ればいいじゃないか」でした。

入籍だけして結婚式をしていなかったから、と結婚して何年か経ってから、結婚式をしたり、写真だけ撮るご夫婦もみえますよね。

だったら、今から色ドレスを着て、写真を撮るというのはどうであろう、と思ったわけです。
これって、それこそ「女心をわかってない男の浅はかな思い」なのかもしれないですが・・・
自分の夫婦のことはわからないんですよね(カウンセラーのくせに)。

妻の池尾千里がどう思うかは、この続きの記事で出てくると思います。

そう思うと、この連載、えらいことを夫婦でやり始めたなあ、と、今更ながらに思います。

我々夫婦自身が、この連載で、お互いに新たに向き合っていくことになろうとは・・・

続きは、池尾千里のブログをお楽しみに!
>>>「池尾千里のブログ」

【池尾昌紀・池尾千里による「カップル・カウンセリング」のご案内】
詳しくは>>>こちらをご覧ください

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