こんな時の「男心」「女心」がわからない!【結婚・男心編】

好評いただいております、池尾夫婦カウンセラーによります「こんな時の「男心」「女心」がわからない!」シリーズ。今回のテーマは「結婚」。男心編について、池尾昌紀が担当します。

近くて遠い、遠くて近い「男と女」。
そんな「男性心理」「女性心理」を
夫婦カウンセラーの池尾昌紀・千里が、
それぞれの立場で語ります。

同じテーマを、男の立場、女の立場から、
夫婦でそれぞれのブログで書いていく連載です。

妻・池尾千里は、女性ですし、
私は、男性ですから、
その立場での思いを綴って、
「女心」がわからない男性へ
「男心」がわからない女性への
取り扱い説明書のようなものに
なれないかなと思っています。

お読みいただいているうちに、
そうそうと同性は、
共感していただけるかもしれませんし、
異性の思いに、怒りを感じたり、
「なんじゃそれ???」
と途方に暮れることもあるかもしれません。

しかし、そもそも男と女は、
人間という括りでは、同じグループですが、
考え方や感じ方は、別の星の生き物くらいに
思っておく方が、却って理解しやすいのでは
ないかと思います。

違うから、わからないから、
理解しようとしたり、
コミュニケーションを意識することが
大切になってくるんだと思います。

近くて遠い、遠くて近い「男と女」。

そんなこんなの池尾家ブログ連載です。

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今回のテーマは「結婚」。
リレー形式でお届けします。

池尾千里の記事、結婚に対する「女心」は、こうした内容でした。
>>>こんな時の「男心」「女心」がわからない!【結婚・女心編】

これを受けまして、私、池尾昌紀が「結婚」についての「男心」を書かせていただきます。

* * * * * * *

いざ、「結婚」となった時。

女性が目を向けるのは「家庭」
そして、女性は「良妻賢母」に縛られて、自由になかなかなれない。

そんな、池尾千里の「女心」を受けて、今回の記事を書かせていただいています。

では、男性は「結婚」の時に、何を感じているんでしょう。

それは「責任」です。

もちろん、女性も責任を感じます。それが「家を守る」という視点だとしたら、
男性は「社会的」「経済的」な責任ということになるでしょう。

誤解を恐れず、書かせていただけば
「女性は内向き」
「男性は外向き」
に目が向いていく、という傾向があるのだと思います。

結婚を機会に「仕事をがんばらなきゃ!」とモチベーションが高くなる男性は結構います。
「出世するぞ」「結果を残すぞ」という人もいます。

そして、この中には「男らしさ」という男性特有の価値観が入ってきます。

女性が「良妻賢母」に縛られているならば
男性は「男らしさ」に縛られていると言えるのではないでしょうか。

この「男らしさ」は、「良妻賢母」と対にするならば、ある意味で言えば「亭主関白」をモデルにした男性像、ということになります。

今時、そんな古臭い!と思われるかもしれません。
これは女性だけに限らず、男性からも反論が出てきてもいい話だと思います。

でも、妻のモデルが母であり、祖母であるならば、
夫のモデルも父であり、祖父になってきます。

「良妻賢母」と同じく、これは、血といいますか、文化といいますか、そうした日本の価値観なんですね。

優しくて家事もするタイプの男性でも、草食系男子でも、この価値観の影響を受けています。
自覚していなくても、無意識に。

だから、男性は大きさの大小はあっても、「男らしさ」に縛られているといえるんです。

逆に考えるとわかりやすいかもしれません。

長く付き合っている彼がいて、あなたは早くプロポーズしてほしい、と思っている。
ところが、彼はなかなかプロポーズしてくれない。
理由は「仕事が派遣で、正社員になってないから」だった。

女性が何か理由があって、仕事を退職して、一時的に実家に帰って、仕事を探している。
そんな女性が恋人との結婚を決意しても、大きな問題・抵抗が出にくいと思いませんか?

けれど、男性が全く同じ状況で、恋人との結婚を決意するのは、かなり抵抗があります。

どれだけ、恋人同士の二人が、男女平等、ジェンダーについて関心が高くても、無意識下には、この感覚が残っているんですね。

なぜなんでしょう。
それは、無意識に、あるいは、はっきりと、親の顔が浮かぶからです。

もちろん、全ての人がそうとは言い切れません。

大切なポイントは、この男性の感覚は「無意識に感じている」ことも多いということ。

この違いは、サッカーとラグビーの試合をお互いにやっているほどの差があるんです。

そう思えば、男女というのは、そもそも結婚する時の無意識にある価値観が、全く違っていることを最初から理解したほうが、結婚に向かって、あるいは、結婚後に、うまくいくと言えるのではないでしょうか。

付き合っている彼が、ちっともプロポーズしてくれない時。
同棲中は優しかった彼が、結婚と同時に、カリカリしはじめて困っている時。

そこには、「男らしくならねば」「しっかりせねば」という男性特有の結婚に対する「責任感」が隠れているかもしれないんですね。

というわけで、ここまで展開したところで、再び、池尾千里に、このブログを振りたいと思います。

この話を受けて、どんな話を書いてくれるのでしょうか。

続きは、池尾千里のブログをお楽しみに!
>>>「池尾千里のブログ」

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