新年1月は今年の幸せなビジョンを描くのにピッタリのタイミング(2)

新年のビジョンを叶えるためにとても大切なことは「去年一年間の自分のがんばりを振り返る」ことです。

自分に厳しい人ほど去年の反省と後悔から振り返りたくなくなるものですが、去年一年間があってこそ、今この瞬間の自分がいます。
去年の自分のがんばりと価値を振り返った上に、今年のビジョンを描くことで、自分の生き方もつながりを感じられ、このビジョンを実現する力になっていきます。

 

◇今年のビジョンを叶えるために、去年一年間の自分のがんばりを振り返る

続いて、具体的に今年一年のビジョンを描く方法についてお伝えしていきます。

最初にやることは、昨年の自分のがんばり・成果を振り返ることです。

「去年一年を振り返ると後悔や反省ばかり出てくる」

そんな風に思われる方もいるかもしれません。

ところが、後悔が大きいと、去年一年の自分をなかったことにしたくなる、リセットしたくなってしまいます。

確かに、できなかったことうまくいかなかったこともあるかもしれませんが、実際には、できたこと、成果が必ずあります。

そして、ベストを尽くしてきた努力、また、経験によって学び成長できたことがあります。

去年の自分について、悪いことばかりに目を向けて切り捨ててしまうと、そこに必ずある価値をも切り捨てることになってしまうのです。

去年の自分をなかったことにしてしまうと、自分の経験や価値を 無視することになってしまい、それでは正しい自分の価値を認識することにならないのです。

今年のビジョンを描くために、まず、昨年一年の自分へのがんばり、変化、手に入れたものを整理し、自分のものとするところから始めていきましょう。

あなたは今年1年、ベストを尽くしてきました。

・がんばってきたこと。

・うれしかったこと、楽しかったこと。

・手に入れることができたもの。

・自分が変化したこと。

こうした項目について、具体的に振り返り、そして、1年の成果として受け取っていこう、と思いながら、リストアップしていきます。

これを10個以上、リストアップします。

これが今年のビジョンを作る土台になります。

反省点は、今年の目標を教えてくれます。

できたこと成果が出たことは、今年さらに発展したり大きくしていく視点で、ビジョンになります。

できたものはもっと大きなものに、と考えていくことで、できなかった課題やそのた

めの具体的な行動・計画も思いつきやすくなるのです。

<続く>

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