年が明けて、街には新しい年の始まりの雰囲気がまだまだありますよね。
昔、私はこの時期が、大好き、と同時に、何か苦しい、って思ってました。
苦しいのは、仕事始めでたまっている仕事を片付けないといけない、と自分を追い込んでいたからです。
せっかく新しい一年がスタートしたのに、苦行みたいに思っていて、楽しめなかったんですね。
今は、新しいこの1年をどんな年にしようかな、とか、今年最初の月にカウンセリングでどんな人に会えるのかな、とワクワクしています。
最近、昔の自分と同じ悩みの方とお話する機会が多いので、こんなテーマの記事を書きました。

「自分は我慢強いから大丈夫」と思っているとしたら
私のところに相談に来てくださる方とお話している中で、よく伺うひとつは、
「対処しないといけない仕事は、誰かが引き受けねばならないのだから、それは私の出番」
という話。
仕事してるとありますよね。
急に対処しないといけない事態が発生するとか
メンバーの誰かが突然異動になるとか
忙しい最中に上司がどうしても出張にいかないといけなくなるとか
そんな時に、誰かがやらねばならない仕事について
「私の出番だ」
と手をあげる。
こうした経験を持っている人、いるんじゃないでしょうか。
この時、
「ずっとやりたかった仕事だ!嬉しい!やります!」
ということなら、何の問題もないわけです。
ところが、それが我慢と犠牲でやってしまうことってありませんか?
そこには単純に、自分が我慢すればいい、と感じているわけではない、
もっと複雑な気持ちが元になっています。
この雰囲気を変えるためなら我慢できると感じているとしたら?
こうした状況が起こると、周りにいる人たちは、こんな感じになるものです。
「誰がこの仕事引き受けるの?」
「私、全く余裕がないんだけど」
「それ、この部署で引き受けないといけないこと?」
大抵の場合、暗黙の駆け引きやお互いの様子を伺う、なんてことが起こります。
だからといって、周りの人たちが嫌な人、怠けたい人だとは限りません。
引き受けられるものなら引き受けてあげたいけど、自分の仕事に余裕がない、と悩んでいる人も、ちゃんといるのです。
この雰囲気に反応して手を挙げてしまうんですね。
この悪い雰囲気を維持したくない、解消したい、という気持ちに突き動かされると言ってもいい。
みんな自分の仕事をがんばってる、という思いも加味されてのこと、なんです。
だから、
「私の出番」
と
「手を挙げる」
のです。
多くの場合、この時の自分の仕事に余裕はありません。
すでに、いろいろ引き受けているから。
でも、この雰囲気を変えること、がんばってるみんなのために、という思いが最優先と感じます。
そして、思うのです。
「この中で私が一番我慢強いから、私が引き受ければいいよね」
我慢することだけが自分にできること思っていませんか?
カウンセラーが持っている/過去に持っていた問題やテーマについて、
クライアントさんが同じものを持って相談に来てくださることって、
結構あるのですが、今回のテーマもまさにそう。
これは、昔の私自身の話です。
私もそうですが、こうした発想になるのは、理由があるのです。
多くの場合、それは
「このやり方で家族を助けてきた」
という背景があること。
例えば、
両親が共働きで、家に帰ってきても一人で寂しかったけど、
心配させたくなかったから、この気持ちを抑えて、
何事もなかったように「おかえり」と言っていた。
こんな感じです。
そこには、
周りが嫌な奴、酷い奴ではなくて、みんな一生懸命がんばってるのだから、私もがんばって我慢しないと!
という気持ちがあります。
これを大人になって仕事で似た状況になると、再現してしまうのですね。
元になっているのは、誰かの助けになりたい、という真っ直ぐな思いやりの気持ちなんです。
誰かのために我慢できる力を自分に使ってあげる時
けれど、自分ではそんなふうに思っていません。
逆に、自分には我慢するしか能がないから、と自分の価値を否定しています。
ここにある
本当の価値と自己評価のギャップに気づけるかどうか
がとても大切になります。
こんな風に感じて我慢してがんばれる人のことを、
誰が「我慢するしか能がない」なんて思うでしょうか。
他の誰かに対しては、すごく思えるし、言えるんです。
「そんなに思いやれて、誰かのためにがんばれるってすごい」
って。
でも、自分で自分には言えないんですね。
なぜなら、これっぽっちも自分のことを良い存在だとは思ってないからです。
カウンセリングで私がご相談者にお伝えしているのは、この気づきです。
私自身がカウンセリングで、このことに何度も何度も気づかせてもらいました。
自分の本当の素晴らしさに気づかない限り、ここから出ていくことは難しい。
そして、それは一人でやるのはとても難しいのです。
自分が気づいていないことを、自分で発見できるでしょうか。
例えば、すごく肩がこっていたとして、
それが当たり前になって、自覚症状がないくらいになった時、
ふと、マッサージに行ってみたら、ひどい肩こりですよ!
と言われてびっくりする。
こんな感じなんですね。
当たり前になりすぎて、自分では気づけないこと。それは、
自分が我慢していること
です。
そしてもっと大切な、気づいてほしいことは、その理由です。
それは、誰かのための思いやりでやっていること、であり
そこに自分の価値がある、ということ。
それに気づいてあげないなんて、あまりに酷いことを、あなたはしていると思いませんか?
誰かのためになら、どんな我慢もできるあなたが、
なぜ、自分のために、何もしてあげないのでしょうか。
まずは、自分が長い間、知らず知らずのうちにやってきた
我慢だったり、言えずにいた気持ちだったり、
について、お話いただけたらと思います。
大丈夫です。
私自身、カウンセリングを受ける前は、ガチガチに固まった肩こりを抱えていたようなものでした。
それに気づいて、少しずつ、ほぐしていくことで、本当の自分の気持ちや、価値に気づいていけました。
誰かのサポートがもっと上手にできるようになるためにも、あなたの思いを誰かに聴いてもらいましょう。
私のカウンセリングを通して、
あなたのお役に立てれば嬉しいです。
*
【新しい年を迎えたこのタイミングでカウンセリングをご利用ください】
1月は去年の自分を振り返って、それを土台に、この1年のビジョン(叶えたい願い、こんな自分になりたい等)を描くのにピッタリの月です。
カウンセリングでお会いできるのをお待ちしています。
◎池尾昌紀のカウンセリングを受けるには>>>スケジュールページをご覧ください


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