まさに「晴天の霹靂」と言いたくなるような問題に直面したら、ショックだし、不安で苦しいし、余裕なんて全くなくなるものです。
それでも解決の糸口ってあると思うんですね。
キーワードは「視点」と「誰かと共に」。
こんな、問題を解決するための大切なアプローチについて書いてみました。
*
私たちが問題に直面した時というのは、苦しみや不安やプレッシャーで心に余裕が全くなくなってしまうこと、珍しくないですよね。
例えば、
・夫から突然、離婚したいと言い出された。
・数字が苦手なのに急に経理関係の部署に異動することになった。
・つきあっていた彼と突然、音信不通になった。
・子どもが不登校になった。
・友達が急に怒り出して関係が悪化した。
まさに「晴天の霹靂」ってやつです。
そりゃ、余裕なんてなくなります。
ショックだし、これからどうしていけばいいか対処が難しくなりますよね。
こうした問題を解決するための大切なアプローチ。
最初のキーワードは、
「視点を変えること」
です。
その有効な一つは「見方を変えると意味があることにならないか」ということ。
先の例えに戻ると
・夫から突然、離婚したいと言い出された。
→ 夫婦の関係を見直すチャンス
・数字が苦手なのに急に経理関係の部署に異動することになった。
→新たなスキルを身につけるチャンス、あるいは、転職のタイミングが来た
・つきあっていた彼と突然、音信不通になり自然消滅した
→別の素敵な人と出会うチャンスになった
・子どもが不登校になった。
→夫婦がタッグを組んで子どもと向き合うことになった。これが夫婦仲を良くするきっかけになった。
・友達が急に怒り出して関係が悪化した。
→陰で悪口を言うタイプで、距離を置けてよかった
どの話もカウンセリングの中で出てくることの多い話です。
でも、もしこの例みたいな意味があったとしても、こんな風に一人では見方を変えることが難しいですよね。
どの例も、問題からかなりジャンプしてる話ばかりですから。
そこで次のキーワードである「誰かと共に」が出てきます。
苦しいしショックを受けている状態だから、まずは自分の気持ちを誰かに話して受け止めてもらい、自分の心をケアしながら、何か意味があるのではないか、という視点を見つけていくことになります。
一人でやるのはしんどいし、渦中にいたら見えないものも多くなります。
だから、誰かと共に、が大切になってきます。