彼を許したいけど許せない。そんな自分を責めてしまう時。

「彼を許したいけど許せない。そんな私を責めてしまう」

カウンセリングの中で話を伺っていると、ご相談者からこんな言葉を言われることがあります。

少数派?いえいえ、この思いで悩んでいる方、とても多いのです。

しかし、この悩みこそ、あなたが愛情深い証だとしたらどうでしょう。

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WEB記事や本などから心理学や心の法則などについて自ら学んでいるとか、カウンセリングを受けていく中で「許し」について自らいろいろなことを考え、実践していく中で、

「許せない誰かを許すことが、今の問題解決につながる」

と思うようになった。

しかし、実際に許せない誰かを許すことができない自分がいる。

これではダメだ。いつまでたっても幸せになれない!

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こんな感じで悩んでいるのですね。

しかし、許しを進めていく上で、何が大切って

「自分を責めない」

ことが大切なんです。

許せない自分を責めてしまっては本末転倒になってしまいます。

こんな時、私は

「許せない自分も丸ごと受け入れてね。

 そして、いつか必ず許せる自分になることは忘れないようにして

 段々とその目的に向かって、できることを一つ一つやっていこう。」

と伝えます。

例えば、

今、失恋したばかりで、ひどいふられ方をした。

そんな元彼が許せない。

こんな時に、さあ、今すぐ許せ!と言われてできる人はなかなかいません。

でも、そこで許したいのに許せないと思えるのだとしたら、それは、許しにたどり着ける証なんです。

「許したいと思える心」を持っているから、こんな風に悩むのです。

許せないようなひどいことをした人を許したいと思えることは、あなたに愛情と優しさがある証拠、というわけです。

そのことをしっかり受け取った上で、大切なのは

「時間がかかっても、いつか許せるようになりたい」

ときちんと思うことなんです。

その上で、しばらく保留にしておく。

一旦、許す課題を手放してもいいです。

今は取り組めなくても、その準備をしていくために、しばらくは考えないようにしたり、自分が楽しいことをしたり、別の課題に取り組んだり。

そうやって準備をしながら、許すことに取り組む日を待つこともやり方の一つです。

「いつの日か許したい」

というきちんとした思いがあれば、今は許せなくたっていいんです。

許しの本質は、許せない誰かを許すのではなく、自分を許すこと。

自分を許すためには、自分の価値を取り戻すことに取り組んでくださいね。

結果、それは、誰かを許すことにつながっていきます。

◎自分の価値を取り戻すための方法は、下記の記事をご覧ください。

>>>「今すぐ使える自己価値回復方法(その1~その5)まとめ記事」

 

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