例えば、今、あなたががんばりすぎて、ヘトヘトになっているとします。
すると、あなたにとって必要なのは、がんばりを「プラス(足し算)」することではないですよね。
がんばりを「マイナス(引き算)」することが大切だったりします。
つまり、がんばりすぎない、少し休む、ことが必要になってくるんですね。
ところが、です。
こんな風にがんばるタイプの方は、
「まだまだ自分にはがんばりが足らない!」
と思ってしまいがち、なんです。
すると、もっとがんばる「プラス(足し算)」をしてしまって、さらに疲弊してしまう、なんてことがよく起こります。
当たり前に思われるかもしれませんが、減らさないといけないと自覚できたら、プラスしないんですね。
こういうタイプの方は、我慢、がんばりが当たり前になりすぎて、がんばりすぎていることに気づけなかったりします。
だから、なかなか「マイナス(引き算)」の発想が出てきにくいのですね。
それは、やむ得ないことであると自分を認めて、小さくてもいいので「マイナス(引き算)」を心がけると、バランスがとれてきます。
一方で「プラス(足し算)」をするといいタイミングの時も見ていきましょう。
例えば、仕事が忙しくて、なかなか休めない時と思っていた時。
同僚友人から「一緒に山登りしようよ!」と誘われた。
いつもだったら煩わしいと断るところだけど、思い切っていってみたら・・・
すごく楽しかった!
こんな感じです。
仕事が忙しい人がすべて休むといいわけでもありません。
休んだほうがいい人もとても多いのですが、ワクワクすること、楽しいことをすることで、気分転換になったり、仕事へのエネルギーが湧いてきたり。
エネルギーの循環が起こる、みたいに思ってみてください。
ここで大切になってくるのは、あなたが今、プラス(足し算)がいい時なのか、マイナス(引き算)がいい時なのか、という見極め。
これがなかなか難しい。
繰り返しになりますが、自分では自分の状況に気づきにくいからなんですね。
そのためには「あなたの親しい人に聞いてみる」ことをオススメしています。
そして、大切なポイントは「アンテナをはる」こと、なんですね。