カウンセリングの実際 ~幸せなパートナーシップへの道(その1)~

「カウンセリングの実際 ~幸せなパートナーシップへの道~」

<ブログ連載にあたって>

僕は東海地区を拠点としたカウンセラーとして、「地元である東海地区の元気と幸せのお手伝いがしたい! そこから全国に癒しを発信したい!」をテーマに活動し、名古屋を中心に、東京・大阪でも面談カウンセリングを行っています。

そうした思いを形にしたくて、名古屋講座で講師を務めた折に、幸せなパートナーシップを築くことに内容を絞り、「幸せなパートナーシップへの道」と題した冊子を作成し、受講いただいた方に配布させていただきました(2012年3月)。

冊子を作るにあたり、幸せなパートナーシップを築くための方法をどのようにお伝えするのが最もわかりや すく説得力があるだろうと考えた時、それは、僕自身が歩んできた道を紹介するのが一番いいと思いました。

それは、「カウンセリングを受けるとは実際どういうことなのか」ということを説明することにもなりました。

なぜなら、僕自身、カウンセラーになる前はカウンセリングを受けており、カウンセリングによって今の幸せを築くことができたからです。

さて、お配りしたその冊子は大変好評で、「実際にカウンセリングを受けるというのはどういうことなのかが、よくわかった」「幸せなパートナーシップを築くための大きなヒントになった」などのご意見をいただきました。

そこで、折々の講座等で、この冊子を配布させていただくことにしたのですが、いずれも好評をいただいたため、配布する形だけでなく、毎回この冊子の内容をブログでも連載させていただくことで、より多くの方にご紹介できるのではないかと思い、今回の連載を始めることにいたしました。

ブログを読んでくださる方にも、この連載が幸せなパートナーシップを築くヒントに使っていただければ幸いです。

<はじめに>

心理学には「問題を乗り越えたら宝物がやってくる」という言葉があります。 この言葉は僕が実際に体験してきたことです。

僕たち夫婦は、恋人として11年つきあい、それから結婚して12年目になります。人生の半分以上を一 緒に過ごしているわけなんですが、今が人生で一番ラブラブなんです。

けれど、5年ほど前までは、僕たち夫婦は「幸せというものを知らない」というような状態でした。 それがどんな状態だったのかは後ほど詳しくお話いたしますが、そんな中で出会ったのが「カウンセリング」 だったのです。

今回の連載では、僕がカウンセリングで実際にどのように問題を解決していったのかを、自らの体験をもと に、心理学的な分析を加えながら綴らせていただき、幸せなパートナーシップを得るための参考にしていただけたらと思います。

僕が実際にカウンセリングの中で取り組んでいったのは、まとめてみると以下の7つでした。

(1)気づく
(2)感情を感じる
(3) 一人でやらなくていい(自己承認)
(4)人間関係のルーツは両親との関係であることを学ぶ
(5)ブロックを取り除く:誤解を解く/許す
(6)コミットメント/選択
(7)ビジョンを描く

今回は僕自身のケースを紹介していますが、大きな流れとしては、問題を解決して行く筋道は、同じよう な道を辿ることが多いのです。

この記事を読んでいただく時には、「自分に置き換えたらどうなんだろう」という視点で読み進めていただけたらと思います。

その中で、「自分も同じだったのか!」「その気持ちわかる!」と共感いただけたら幸いですが、逆に「これは全く違うなあ」とか「ちっとも納得いかない」というところがあったら要チェック!のポイントです。 本当に違うかもしれませんが、もしかすると「気づいていないだけで似ている」のかもしれないからです。

同じだからこそ、嫌な感じがしているのかもしれません。 そうだとしたら、この後書かせていただく「気づき」をもたらす事になります。

人の数だけドラマがあるというように、人生はその人その人によって様々なストーリーを持っていますが、 自分以外の誰かのストーリーを自分と比べたり当てはめてみたりすることで、自分自身のストーリーの中に 新しい発見や今までと違ったものの見方を与えてくれることがあります。
このようにこの記事をお読みいただけたら、幸いに思います。

(2)カウンセリングとの出会い へ続く

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