「いくら褒めても反応のない夫をどうしたらいいのでしょう。」

夫や彼との関係を良くするために、「相手を褒める」ことに取り組んでおられる方も多いように思います。


このやり方は、とても有効な方法なんです。

どんなに相手に反応がなくても、誰だって褒められたらうれしいものです。

褒める、という行為は、相手の価値を見てあげることで、相手が自分の価値を認識していくことにつながります。
人は誰でも、自分には価値がない、と思っています。
その思いが、様々な問題を引き起こすと言われることもあります。
自分の価値が少しずつ上がっていくことで、その人自身が自分に自信を持てたり、余裕が出て来たりします。

そうすることで、こちらをきちんと見てくれるようになったり、褒め続けてくれたあなたの価値に気づいてくれたりするようになるのですね。

しかし、今までそんなことをされたことのない相手だったら、びっくりして引いてしまったり、あるいは、うれしいけど、恥ずかし過ぎて反応できなかったりします。

褒める言葉、というのは、全く自分のことを否定していて、表面意識では受け入れられないとしても、
潜在意識には響いていきます。

けれど、潜在意識に響かせるのは、急激な変化、ではなく、ゆっくり少しずつ、が効果的であるように思います。

心も急激な変化にはびっくりしてしまうんですね。

ポイントは少しずつ。でも、継続して褒めてあげること。

そして、最も大切なことは、あきらめないで続けていく気持ちです。

岩のような心の持ち主でも、熱いハートは必ずその先に眠っています。
繊細で傷つきやすいハートだから、岩で守っているともいえます。
その本当のハートを信じて、そして、自分自身を信じて、あなたの思いを伝え続けて下さい。

でも、疲れちゃったわ、という時もあるでしょう。
そんな時は、一人でもんもんとしないで、誰かに助けを求めて下さい。
がんばってきた自分にご褒美をあげるつもりで、リラックスできる場所やサービスを受けたり、美味しいものを食べたりしてください。
私自身を充電しながらやっていくことが継続のコツです。

それから、今までの私を褒めてあげてください。

誰かを褒める、という行為は、実は、自分の価値を自ら上げる行為でもあります。

褒められた人もうれしいけれど、褒めている自分のことも素敵だと思いませんか?
褒める行動をすると、気分がいいものですし、そんな自分が好きになれます。

褒める、とは、褒められても褒めても、お互いに効果のある行動なんです。

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