過去は変えられないけれど、見方によって過去は変えられる

「過去は変えられないけれど、見方によって過去は変えられる」

心の世界にはこんな言葉があります。

正確にいうと

「過去の事実は変えられないけれど、その出来事に対する感じ方は変えることができる」

ということなんです。

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過去に起こった辛い出来事や問題というのは、問題として捉えたら悪いことになりますが、意味があることとして捉えたら良いことにもなります。

例えば、代表的なパートナーシップの問題は、失恋・浮気です。

こんな辛いことが起こったら、苦しいに決まってるし、良いことではないわけです。

でも、こうした問題を乗り越えた後に振り返ると、あの問題が起こったから、自分の短所に気づいて修正できたとか、夫婦・恋人同士で向き合うことができたとか、そんな風に思えるようになります。

これは、この問題を悪いことだけにせず、意味を探した結果やってくることなんです。

しかし!

渦中にいる時や、過去の苦しみが大きな傷になっている時に振り返っても、なかなかそんな風にはうまく視点を変えられません。

それでも、過去の出来事の感じ方を変えるために大切なのは、

「一人でやらないこと」

「意味を探す意欲を持ち続けること」

なんですね。

一人で問題の意味を探すのはとても大変なので、ここは友達などを頼りにして、一緒に探してもらいましょう。

そして、なかなか見つからなくても意味を探す意欲を持ち続けてください。

誰かを頼りながら問い続けると、ある時、答えがやってきます。

それは、誰かからもたらさえることもあれば、自分で気づけることもあります。

いずれにせよ、一人でやらずに意欲を持ち続けたことでやってくる気づきなんですね。

意味がわかった時には、問題を起こして恨みつらみを感じている誰かに対して、教えてくれてありがとう!という感謝だって生まれます。

すると、ものすごく心は楽になります。

次に進んでいく気持ちが湧いてきます。

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