「評価が、人目が、気になる」「誰かと比較されていると感じる」こんな時、あなたのことを見ているのはいったい誰なんでしょう

これって

「いつもいつも周りのことを気遣って、気配りして、争いのない平和な状況を望んでいる」

ってことなんだと思うんです。

こんな気持ちを持てる人のことを

「優しくて愛にあふれている人」

というのだと思います。

何かと人目が気になる、評価されているかどうか気になる、誰かと比較されてる気がする、こんな風に感じている時というのは、

「自分は迷惑な存在じゃないか」

「こんなダメな自分はしっかりしないといけない」

という気持ちが元だったりします。

だから、

「油断すると周りに迷惑をかけてしまうから全力で自分を制御しなくては!」

と思えてしまうので、人目が気になる、なんてことが多いんですね。

でも、誤解なんです。

だって、周りの人はそんな風に見ていないから。

逆に、先に言いましたように

「気配りができて優しい人」

と思われています。

時には、

「そこまで気を使わなくていいのに」

と思われたりしています。

あなたを監視しているのは、他でもない、あなたなんです。

だから、ここから抜けていくためには

「自分で自分のことをどう見てあげるか」

ということがとてもとても大切になってきます。

◇まずは、誰かを見てあげよう

しかし、自分を正しく見るのはとても難しい。

自分へのダメ出しがすぎるから、なんですね。

そこで、まずは、あなたが周りの人を見てあげましょう。

周りにいる人の中がどんな風に優しいかを見てあげましょう。

・コンビニの店員さんがお客さんに笑顔で挨拶している姿。

・職場の同僚が困っている人に「大丈夫?」と声をかけている姿。

・駅員さんが列車の乗り場を尋ねたお婆さんに親切にしている姿。

見つけたら、

「うわ!こんなところに、こんな優しい人がいた!」

みたいに、すごいな、あんな風になれたらいいな、と思ってあげます。

これを練習し続けると、段々と、時には本当に少しずつなんですが、

「こんな風にあなたを見てくれる目」

に気づけるようになります。

この時、ようやく気づけます。

こんな風に見られるような良いところが自分にもあるのかもしれない、と。

これは、あなたの才能・魅力、つまり価値なんです。

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◇問題がある時ほど余裕がないからこの視点が持てないもの

この練習をしていくと、過去に、あるいは最近、問題があった時の自分を振り返った時に、その中にも周りの価値、自分の価値を見つけていけます。

問題がある時って、めちゃめちゃ余裕がありませんから、視野が狭くなるし、悪いところばかり目につくものです。

でも、この視点で見直すと、違う世界が見えてくることって本当にあるんです。

・突然、パートナーから離婚したいと言われた時

・失恋で苦しんでいる時

・職場の上司に毎日怒られている時

こんな時は周りを見る余裕がないし、自分の中ばかりに目がいきます。

しかも、この時に目が向いている自分というのは

「自分の落ち度ばかり」

なんですね。

ほんの少しでも周りに目を向けられたら、そこには応援者、心配してくれる人、価値を見続けてくれる人、幸せを願ってくれている人がいることに気づいていけます。

顔を上げないと見えないんです。

問題の渦中にいいる時って、顔をあげるのがめちゃめちゃ怖い!です。

恐々でも目線をあげる、周りをそっと見ると、見えてくる世界が変わります。

◇誰かの才能を見つける実習を通して、あなたの才能に気づいていこう

そうは言っても、なかなかすぐにはこの視点を持つことが難しいので、誰かと一緒に練習していくと、身につけやすいんですね。

私たち夫婦が講師を務める1日のワークショップでは、参加者さん同士、あるいは、ゲストカウンセラーの中にある才能を見つけてあげる実習というのをやっています。

オンラインセミナーなので、画面上の参加さんの顔を見ながら、この人の才能ってなんだろう?思いで探してもらうんですね。

不思議なことに、初めて会う人であっても、目の前の人の良いところに気づけるものなんです。

「優しそうな人だな」

「誠実な人なんじゃないか」

「包容力がある人」

みたいに、その人の雰囲気から、あるいは自分の直感で、目の前の人を見ていると才能ってわかるものなんです。

これって、相手もあなたの才能を見てくれているということなので、お互いにどう感じたかを話してみると、才能を伝え合えるわけです。

何より、誰かの中に才能を探していると、自分も同じように見てもらえる体験を体感覚で掴めるので、この練習が、日常でも段々と使っていくこといつなげていけます。

こんな風に練習していくと、

相手の良いところを見てあげることを通じて、自分の良いところも感じられるようになるので、

「周りからダメ出しされているわけじゃない」

「むしろ、応援してくれているかも」

と人目が気になるところから、良く見られているように感覚を変えていけるのです。

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