無罪性が「自分とつながる」扉を開くkey(鍵)

私たちが自らに課した罪の意識は尋常じゃないほど大きいので、あらゆる場面で心の自由を奪います。

それは、自分の本当の気持ちを感じることを許せない、ということを引き起こします。

こんなに罪深い自分には、それを感じさせてあげる資格がないと思っているのです。

「自分とつながる」ことが難しい、わからない理由は、ここにあります。

自分のことは放置しておけばいいことにしてしまっているのです。

でも本当にそうでしょうか。

あなたは本当に罪深いのですか?

あなたの心が悲しいと泣いているのを置き去りにしていいほどに。

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ちょっと想像してみてください。

夕暮れの公園で泣いている女の子を見て、あなたは何を感じるでしょう。

切なくなる、優しい言葉をかけたくなる、抱きしめてあげたくなる。

うまく感じられなくても、心の奥底では優しい温かい気持ちが反応しているはずなんです。

そんな心を持っているあなたが、なぜ、自分の心は置き去りでいいと思うのでしょう。

罪の意識が自ら自分を罰している意識だとしたら、それは思い込み、誤解です。

しかし、あなたの愛情が大きいほど、役に立てない自分という誤解が、自分を罪深いものにします。

ここから抜け出す方法は、一人では無理なんですね。

誰かの助けが必要です。

このことを教えてもらってください。

あなたがつながりを感じている人から。

自分ではわからない、あなたの心の中の悲しみ、優しさ、愛を、誰かとのつながりから、気づかせてもらってください。

あなたには罪はありません。

ただ、自分で自分を罰しているだけです。

そして、罪はないのだから、自分とのつながりを取り戻してあげましょう。

このことを思いながら、誰かとつながり、まずは、その人の罪のなさ、悲しみ、優しさ、愛を見つけていきましょう。

あなたにはわかるはずです。

あなたが見ている目の前の人に罪はないこと。

にもかかわらず、この人が自分を罰していること。

そのことで、自分の素晴らしさを受け取ることを制限していることが。

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こんな風に、目の前の人の罪のなさを見てあげると、その人の素晴らしさをどんどん感じていけます。

あなたがこんな思いでその人のことを見てあげると、この思いが相手にも伝わり、「こんなにも温かい目で見てくれる自分には素晴らしいものがあるかもしれない」と感じはじめます。

あなたの思いが相手に伝わると、あなたもそれがわかり、その時あなたの心はとても喜びます。

この感覚を今度は自分の心の中に向けていくのです。

あなたが見ている人を通して、あなたがあなた自身を同じように見てあげる。

難しいように感じるかもしれませんが、目の前の人があなたが見てあげたのと同じように見てくれていることに気づいてください。

この人のあなたへの思いはあなたに伝わり、あなたが自分とつながることを簡単にしてくれます。

こうしてお互いの罪のなさを見続け、素晴らしさに気づき続けることで、二人とも自分とつながることができます。

誰かとつながることを通して自分とつながるとは、こういうことなんです。

相手の中にある素晴らしさと同じものが自分の中にあることに気づくことができます。

こうしてようやく、私たちは自分に罪がないことに気づけます。

そして、相手の罪のなさから教えてもらったことで、誰にも罪がないことがわかるのです。

一人では難しいことも、誰かと一緒に進めばたどり着くことができます。

 

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