4月、新年度がスタートしますね。
進学、就職、転勤、異動など、環境や状況に大きな変化がある方や、新年度が仕事始めの方もおられるでしょう。
状況の変化はなくても、心は新しいスタートを意識するようです。
季節は冬から春へ変わり、桜が咲き始めるという周囲の変化は、心も
「新しい季節がやってきた」
と感じやすくなります。
このタイミングで、この1年の自分の目標やテーマを設定する、すでに持っている方は再設定すると、新年度の流れに乗って、変化しやすくなります。
是非、具体的に今年中に自分が得られたいものを紙に書くなどして描いてみてください。
例えば、
・パートナーを作る、結婚する、今のパートナーシップをもっと良くする。
・やりたい仕事を見つける、今の仕事を充実させる。
・収入を増やす、お金と仲良くなる。
・自分の能力、魅力、価値を棚卸して実感する。
・自分を変える取り組みをする。
特に取り組んでいただきたいのは、自分を変えること、その中でも
「自分を責めるのをやめる」
ということです。
問題の多くは自己攻撃が元になっていると言ってもいいのではないでしょうか。
自分を責める時、私たちは自分の素晴らしさに気づいていません。
すると、周りも自分のことを低く評価していると誤解しやすくなったり、時には周りが敵に見えたりします。
実際はそうではないのに、この状態では、仕事も恋愛もうまくいきませんよね。
でも、自分を責めるのを止めるのはとても難しい。
自分を責めていることに気づいてない方も多いので、気づかないと止めようがありません。
気づいていても、自分を責めるのが癖になっている方が多く、それを止めるのも難しい。
ではどうしたらいいかというと、私はカウンセリングや講座の中で、
「自分を責めていることにいつも気づいてあげる」
ことから始めることをオススメしています。
「気づくだけで何になるの?」
とよく質問されますが、気づくだけで全然違ってきます。
なぜなら、自分を責めていることに気づいている人も、気づいてない人も、
「毎秒、毎分レベルで自分を責めている」
ことには気づいていないことが多いからです。
「いくらなんでも、そんなに責めてない!」
と思われる方も多いと思います。
確かに、毎秒、毎分は極端かもしれませんが、
(私は、多くの人が本当にそこまで責めていると感じるんですが)
少なくとも、自覚以上に自分を責めている方が本当に多いのです。
まずは、この視点を持って、
「今、また自分のことを責めてしまってないかな?」
と自問自答してあげてください。
そして、気づいても気づけなくても、責めてしまっている自分を否定せず、
「自分を責めちゃうよね。そんな時もあるよね。」
と肯定してあげて欲しいのです。
これがスタートです。
自分を責めている時のあなたも、自分を喜ばせてあげている時のあなたも、どちらも大切なあなたです。
まずは、気づいて、それを肯定してあげる。
その後に、できるなら
「自分を責めなくていいよ」
と自分に優しくいってあげましょう。
この春、新しいスタートのタイミングで、自分を責めていることに気づいて、少しでも減らすことに意欲を持ってみましょう。
この練習は、必ず今年1年のあなたの目標と幸せのために大きな力になってくれます。
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