池尾流にこのテーマで感じたことを書かせていただきました。
「女性としての幸せを受け取る」ためには「自分の価値に気づく」こと。
周りの人にあなたの価値を教えてもらいましょう。
そのことで、あなたは二重の意味で受け取ることができます。
ひとつはあなたの価値を。
もうひとつはあなたの価値を見て、応援し、支援してくれている人の存在を。
前編では、「女としての幸せな人生を受け取る」ために「女性としての幸せのイメージを持つ」こと、そのための具体的な方法として「結婚した後の、平日の夕方の具体的なイメージを一緒に作っていく」について書かせていただきました。
女性としての幸せなイメージを描くことが実現に近づける方法だからなのですが、これはなかなか難しいところがあるんです。
その話を進めていくために、前編の最後に私自身の話について、以下のように書かせていただきました。
「私は男ですが、昔は『男性としての幸せなイメージ』を全く持てていませんでした。
当時は気づいていませんでしたが、カウンセリングを受け、心理学を学んでいくうちに気づいたのは、私の心の深いところに『男としての価値がない』という強い思いがあったからなんですね。」
そんな私がどのように自分の価値に気づき、取り戻していったかというと、カウンセリングとワークショップの中で実習を通してやっていきました。
カウンセリングでは自分の価値をカウンセラーに教えてもらい、それを受け取るセラピーをしてもらったり、ワークショップやセミナーでは自分の価値を知ることができるテーマのものに参加することで、チャレンジしていました。
自分の価値、魅力、才能は、一番自分が知りません。
だから、親しい人や、カウンセラーなどの応援してくれる人、支援してくれる人に教えてもらうのが早道です。
自分の価値を知るということは、女性なら女としての、男性なら男としての価値に気づいていくことにもなります。
「女性の幸せを受け取る」ために大切なのは、あなたが女性としての価値、魅力を持っているのに、自分だけが過小評価していることに気づくこと、
そして、そんなあなたの価値を見てくれている人が必ずいることを知ること、
なんですね。
あなたの価値を誰かに教えてもらうことは、自分の価値に気づけるだけでなく、あなたの価値を見て応援して支援してくれる人の存在を知ることにもなるんです。
こうして自分の価値に気づいていきながら、女性の幸せについてイメージしていくと、その実現が大きく近づきます。
イメージの力はとても大きいものがあります。
私はここ数年、12月1月になると記事にも書きますし、カウンセリングで顔を合わせる方にもお伝えしますが、一年の最初にビジョン(願いや変わりたい自分像など)を描くことをオススメしています。
その理由として
「心は方向性を持たせてあげると自然とその方向に進みやすくなる」
からなんです、とお伝えします。
あなたの価値を誰かに教えてもらいましょう。
そして、あなたの価値を見て応援して支援してくれる人の存在を知りましょう。
その上で、あなたの今年のビジョンを具体的に描いてください。
そのビジョンを、あなたの価値を教えてくれた人に伝えてあげてください。
あなたがビジョンに向かって進んでいくことを、その人たちは応援してくれます。
そして、ビジョンが実現した時、あなたと一緒にそれを喜んでくれるでしょう。
この喜びの循環があなたの「女性としての幸せを受け取る」ことに大きな力を与えてくれます。