1/18カウンセリング講座「失恋の痛みを越えて~幸せなパートナーシップを手に入れる視点~」にご参加くださった皆様、ありがとうございます。
今回の記事では、当日の質疑応答の時間にお答えできなかったもののうち、掲載許可をいただいたご質問についてコメントさせていただきます。
ご質問ありがとうございました。
そうですよね。「他人に向けて怒っているのに、どうして自分への攻撃になるの?!」
ほんとに不思議ですよね。お答えしていきますね。
自分が他人に向けて怒っている時、心の中には、こんな心理が隠れていることがあるんです。
①「人に怒ってしまうような自分は、ろくなもんじゃない」
という心理からの、自分への怒りがある時、
怒れば怒るほど、自分に腹を立て、攻撃してしまうんです。
②相手に怒っている + 自分に怒っている。
相手に対して、腹を立てる原因がありますよね。
それにプラスして、もし「自分に怒っている」ことがあるとしたら、と考えてみます。
例えば「自分が悪い人間だから、こんな目に遭うんだ」
という自分への怒りがあると、誰かに向けて怒っていると同時に、
自分へ向けても怒りをぶつけている(自己攻撃している)ということになるんです。
・一度で癒すことができなくても大丈夫なんですか?>>
大丈夫です!
・プロのカウンセラーさんでも、上手くいかないことってありますか?>>
あります!
と、自信を持ってお答えしてしまいましたが、
そりゃいったいどういうことか、お答えしていきますね。
まず、カウンセリングで一番大切なのは、「聴く」こと。
辛い気持ちを誰かに話し、しっかり聴いてもらうことだけでも、ぐっと楽になれます。
受容し、共感することは、カウンセリングの基本です。
それだけでも、「癒し」が起こることはあります。
そして、カウンセリングのゴールは、カウンセラーが決めるものではなく、
クライアントさんのタイミングや準備があってのものかなと思います。
「1回で」より、ゆるやかにクライアントさんに寄り添うことで、
クライアントさんの一番良いペースで進んでいけるのかなと思います。
カウンセラーとして、毎回ベストを尽くしてお話しを伺う、というところがとても大切なのだと私たちは考えています。
この積み重ねがクライアントさんに信頼していただける道なのではないかと思います。
***
ご質問ありがとうございました。