洗濯くらい手伝ってくれてもいいだろう!と夫への怒りが止まらない時〜解決のカギは「自分への厳しさ」だとしたら?

夫とケンカばかりでウンザリ。

 

わたしは仕事も家事もがんばってるのに、

夫は全然、家事を手伝ってくれない。

 

その話になると、いつもケンカ。

ケンカなんかしたくないのに、夫への怒りは止まらないし、

本当にこの人とこの人生、一緒に歩いていけるの?

 

そんな疑問を持ったことはありませんか?

 

こんな夫だったら、腹が立つし、これからの幸せな未来を描きにくいですよね。

 

これは、何を言っても夫が変わろうとしないことが理由のひとつなんですが、

 

こうした夫婦関係を変えていくためのキーパーソンが

 

夫ではなく「あなた」

 

だったとしたらどうでしょう。

 

この答えを解き明かす鍵の一つは

 

「自分に厳しいと、他の人にも厳しくなる」

 

という視点です。

 

今回の記事では、このテーマでお伝えしていきます。

 

 

 

せめて洗濯くらいは干してくれよ!という夫への怒り

 

こうしたお悩みで、私達のカウンセリングに来てくださったご相談者さんは、

めちゃめちゃ夫への怒りを抱えていて

 

「あの、くそ夫!」

 

なんて言葉からスタートすることも、しばしば。

 

こんな感じです。

 

***

共働きで、わたしも毎日働いて大変なのに、

家事を手伝ってくれない。

 

料理はわたしも好きだし、夫は苦手だから、それは百歩譲って

わたしが作るのはいいとして、

 

洗濯くらい手伝ってくれてもいいのに

 

「せめて洗濯物を干すくらいしてよ」と言っても、

「絶対やらない」とガンとしてやろうとしない。

 

ふざけるんじゃないわよ!

わたしはあんたの家政婦じゃないわよ!

そう思うんですよ!

 

***

 

こんな話を怒りと共に話されます。

 

それは怒るのも無理はない!

ひどい夫ですよね!

 

と私達も怒ります。

 

妻・池尾千里が私の方を見ながら怒るので、

ご相談者も私の方を怒りの目で見てきます。

 

そんな時、私は華麗にスルーしながら

(それで余計に怒られることもありますが・・・)

 

こんな話をさせてもらいます。

 

「昔、夫が洗濯を干してくれたことってなかったですか?」

 

こんな質問をさせてもらいます。

すると、ご相談者さんからは、

 

「昔は頼んだらやってくれてましたよ。

でも、途中からやってくれなくなったんです。」

 

こんなお話が出てきます。

 

そこで、私から

 

「彼は、ちゃんと干せてましたか。

私は、自分の家の洗濯物を干す時、妻に時々怒られるんですよね。

 

これを干す時は左右対称になるように止めて干さないと、

乾いた時に、形が崩れるでしょ、みたいに。」

 

こんなお話をすると、

 

「そうなんですよ!

(と、私ではなく、妻・池尾千里を見ながら)

 

夫は洗濯を干す時、シワを伸ばさずに、ただ干すんです。

信じられます?

 

シワを伸ばさずに干したら、乾いた時シワになって、

大変じゃないですか!」

 

すると妻・池尾千里が

 

「そうですよね!

うちも本当に困ってるんですよ!

 

でもね、あなたがそのことで、

 

夫には任せておけないから、自分で全部やる!

 

と怒って、夫にやらせなかった、ってことは

ありませんでした?」

 

こんな話をさせてもらいます。

 

すると、ご相談者さんはしばらく考えてから

 

「確かに、夫の干し方があんまりだったので、

私が全部やらなきゃとやってましたね・・・。

でも、それが夫がやらなくなった理由なんですか?

それくらいでやらないなんて、ひどくないですか?」

 

その通りです。

 

それでも、夫には手伝って欲しい。

こちらが頼んだやり方でやって欲しい。

 

そう思うのは当然です。

 

でも、ちょっとこんな視点を持ってみてください。

 

もしも、です。あなたが、

 

「誰かに頼らず自分でがんばらないといけない」

 

と強く思っていたから、頼み続けられなかった、としたらどうでしょう。

 

そして、それは

 

結婚する前から、物心ついた時からずっと

そうやってがんばってきたとしたら。

 

 

自分に厳しいと人にも厳しくなる

 

洗濯物をきちんと干すなど、

家事をきちんとやること、

それが悪いわけでは決してありません。

 

むしろ、きちんとすることで

綺麗だったり、心地よい家になったりします。

 

でも、そこに、必要以上に強い

 

「きちんとしなきゃ」

「誰かに頼らず自分でやらなきゃ」

 

という思いがあると、

 

きちんとやってくれない人に厳しくなってしまう

 

のです。

 

自分に厳しい分だけ、他の人に厳しくなる。

 

その理由は、

 

「こんなにわたしは自分を厳しく追い込んでるんだから、

あなたもしっかりすべき!」

 

という気持ちが出てくるからです。

だから腹が立つんですね。

 

それだけではなくて、

こうしたタイプの人は

 

「本当は甘えたい、頼りたい、緩やかに生きたい」

 

という切実な思いを

心の深いところに持ち続けているので、

 

誰かがしっかりしてない、頼りない態度だと、

自分が必死に隠している

 

「本当は甘えたい、頼りたい」

 

という気持ちが刺激されて表に出てこようとするために、

 

それを感じないように抑えるために

その誰かを責めて、気持ちを逸らしている、

 

こんなことが心の奥底で起こっているのです。

 

まずは、こうした気持ちがあなたの中にもあるかもしれない、

 

そう感じてみることが問題解決のスタートになります。

 

一人でがんばり続けてきた方にとっては、この視点はピンとこないかもしれません。

 

そんな時でも、

 

もし、この話が自分に当てはまるとしたらどうだろう?

 

そう問いかけてみてください。

問いかけをするだけで十分です。

 

本当の気持ちは、いずれ表に出てくるからです。

 

 

あなたがどれほど一人でがんばってきたのかに気づいてあげて

 

夫が洗濯を干してくれる。

そんな風に家事を手伝ってくれるのは、

あなたにとってとても嬉しいことのはずです。

 

でも、そのやり方が、緩かったり、上手じゃなかった時。

 

わたしならもっときちんとやるのに!

 

と腹が立つ。

 

それだけじゃなくて、

あなたが今まで上手にやれなかった時に

 

叱られたこと

期待に応えられないと自分を責めたこと

 

そんな過去が無意識に思い出されます。

 

それはあなたにとって許されないことだったのです。

 

だから、それを思い出すことは本当に苦しい。

 

だから、取り上げるのです。

私が一人でがんばればいいと、

また自分で背負うために。

 

自分は誰にも甘えられない、頼れない、

だって、そんな価値は自分にないと誤解して

しまっているのです。

 

生い立ちや、親との関係がその誤解を作り出しています。

 

その整理をしていくことは、

この苦しみから自分を解放するのにとても大切なことです。

 

段々とカウンセリングの中で、私たちカウンセラーと

整理を進めていくと、とても楽になれます。

 

ですが、その前に、まずは、

 

あなたのこの苦しみは、自分のためではなくて、

誰かのために自分が一人で背負っている

 

という、愛からの行為だと気づいてあげてください。

 

そんなあなたは、誰かに頼っても、甘えてもいい、

 

素晴らしい存在だと気づいてあげてほしいのです。

 

 

小さいことから「手伝ってもらう・頼む・任せる」練習をしよう

 

ここまでのことをいつも感じながら、

 

小さいことからでいいので、

手伝ってもらう・頼む・任せる

練習をしていきましょう。

 

夫に頼むことに抵抗があるなら、

もっと頼みやすい人からやっていきます。

 

例えば、職場で、簡単なことで一人でやっていること

コピーを取ってもらうなどを、あえて誰かに手伝ってもらう。

 

友達に、いつもよりちょっと辛い気持ちを聴いてもらう。

 

そんなことから始めていきましょう。

 

そして、夫に対して、洗濯物は難しいのであれば、

 

「会社の帰りにアイスクリームをコンビニで買ってきて」

 

みたいに、言いやすいことを探して頼んでみてください。

 

そこからはじめて、頼めそうなら、洗濯を頼んでみます。

 

急には無理な話ですから、

 

最初は二人で干すとか、

バスタオルだけ干すの手伝って、とか。

 

小さいステップから始めていきましょう。

 

その時、感謝しながらやってみてください。

 

「手伝ってくれてありがとう」と伝えてみる。

 

難しければ、

心の中でもいいので伝えてながら、

 

やってみてくださいね。

 

すると、そんなあなたの様子に、

夫はまんざらでもない顔をするはずなんです。

 

こうした積み重ねで、いつか、夫だけで洗濯を干すことを

お願いしてみましょう。

 

やり方は不器用かもしれません。

納得いかないかもしれません。

 

でも、この頃には、前のように腹が立ちにくくなっています。

 

なぜなら、あなたはもう、あなたなりに頼ることができているから、

 

あの強力な

 

「誰にも頼らず甘えず一人でがんばる」

 

という心の声が小さくなっているからです。

 

洗濯を干す夫の様子をそっと見守りましょう。

 

そこには、彼なりの一生懸命な姿が見えるはずなんです。

 

そうなったら、大きな誤解が解けるでしょう。

真実がわかるでしょう。

 

それは、

 

彼はあなたの役に立ちたいと思っていた

 

ということなんです。

 

あなたの誤解を解くこと

あなたの本当の素晴らしさに気づくこと

 

そうした真実に気づくことを、私たちに手伝わせてください。

 

私たちは、このことを伝えたくて、気づいて受け取って欲しくて

カウンセラーをしています。

 

あなたのお話を聴けるのをお待ちしています。

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