「だったら、どうすればいいのよ!」と思っている、あなたへ

この記事を読んでくださった、あなた。

あなたは、もしかしたら、今、この言葉をいいたい気持ちなのかもしれません。

「だったら、どうすればいいのよ!」

という言葉は、自分が今、いっぱいいっぱいになっているという証です。

まずは、「私の心は、苦しくて悲鳴をあげてるんだ」と思ってあげてください。

「もう我慢の限界。爆発しそう」なんだと思ってあげてください。

次に、この言葉を言いたい相手を思ってみましょう。

恋人かもしれません。
結婚相手かもしれません。
職場の方かもしれません。
友達かもしれません。
なにかしらで接点があった人かもしれません。

お父さんかもしれません。
お母さんかもしれません。
兄弟姉妹かもしれません。
子どもかもしれません。
家族かもしれません。

そして、「実はこの言葉を言いたい相手は、この人ではないのかも」
と思ってみてください。

もしそうだとしたら、いったい誰に言いたいんでしょう。

それは、「自分自身」です。

その人達に向かって、怒りや憤りやわかってほしいという思いをぶつけていると思われているかもしれません。

でも、心の底では、違うかもしれないのです。

あなた自身に対して、その怒りや憤りやわかってほしいという思いをぶつけているとしたら。

もし、そうだとしたら、それはどうしてなんでしょう。

相手を責めているように見えても、実は、それを責めているのは自分自身であることは、実際のカウンセリングの中でお話しを伺ってくうちに、ご本人が気付かれていくことが多い話なのです。

あなたは、自分に厳しすぎるのかもしれません。
自分よりも、相手の気持ちを知らず知らずのうちに、配慮してしまっているのかもしれません。

問題や大変な状況に対して何もできない自分。
そんな自分がふがいない、無力だ、と責めているのかもしれないのです。

もしそうだとしたら、それは、あなたが「優しい心」を持っている証拠です。
考えてみてください。
本当に相手が悪いと思っていたら、「相手が悪い」ことを思うのに、こんなに苦しむでしょうか。

あなたは、本当に心の優しい方なんです。

あなたは、今までこんなに苦しむほどがんばってきたんです。

どうか、ご自身を褒めてあげてください。いたわってあげてください。

「今までよくがんばってきたね」

そう自分の心に言ってあげてください。

その時、あなたの心には、何か変化が起きるかもしれません。

変化が起こったとしたら、あなたの心が震えているということです。

どうしてあなたの心は、そんなに震えているのでしょうか。

その答えは、あなたは、褒めてもらったり、いたわってもらうのにふさわしいことをしてきたからです。

そんなご自身の心を大切にしてあげてください。

僕たちカウンセラーは、そんなあなたを、心から応援しています。

今日は、あなた自身をほめてあげる日にしましょう。

「今までよくがんばってきたね。」

Love & Light & Prayer

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