今日は金曜日、今週最後のお仕事の方も見えるでしょう。
この一週間、がんばった自分に「ご褒美」をあげるにはピッタリの日。
自分に「小さくてもいい」ので、「ご褒美」をあげてください。
「一日一度、自分への小さなご褒美」。
これは、ダイドーブレンドの缶コーヒー「ダイドーブレンドデミダス」のCMで流れるキャッチコピーです。
すごくいいコピーだと思うんですよね。
一日に一度は、美味しいコーヒーを飲んで、安らぎの時間を作ろう、という趣旨なんだと私は思うのですが、こうした感覚を持つ事が、心理的に、心に安らぎを与えて、楽にすることができます。
缶コーヒーひとつだって、十分、自分へのご褒美になるんですね。
「缶コーヒーなんて、いつも飲んでるよ!」と思われる方。
そりゃそうですよね。
でもね、ポイントがあるんです。
それは、
「小さなご褒美を自分にあげる直前に、きちんと自分の心に
『これは、がんばってる自分へのご褒美だからね』
と言ってから、あげる」
ということ。
そうすることで、心は「ご褒美をもらえる」と意識を設定できます。
私たちは、とても「自分に厳しい」と言われます。
カウンセリングでお話を伺っていると、これは本当に実感する感覚。
でも、自分では「自分に厳しい」なんて思ってないんです。
むしろ、そういう方に話をふると「私は自分に甘い」と言われます。
自覚ができないほど、昔からずっと「自分に厳しい」んですね。
当たり前になってしまってるんです。
でも、自覚していないだけで、心は悲鳴をあげていることも、しばしば。
ですから、まず、「がんばっている自分を認めてあげること」。
そのことによって、やっと「心がほっとできる」んですね。
そして、がんばっている自分にご褒美をあげること。
これで、自分を認めることがもっとできるようになります。
自分を認めるとは、自己肯定感をアップする効果があります。
自己肯定感が低いと、幸せを感じることができません。
そうすると、楽しみ、うれしいといった感情を感じにくくなってしまいます。
自己肯定感をアップしていくことは、「自分は自分らしくしていてもいい」という許可を与えることになります。
そうした心持ちでいたら、日々も過ごしやすくなるし、楽しい、うれしいも感じやすくなる。
何より、あなたは毎日がんばってるんです。
一日一度は、小さくてもいいから、ご褒美をあげてもいいと思いませんか?
お気に入りのカフェにいって、お茶をしたり、スイーツを食べたり。
帰宅してからのバスタイムに、ちょっとだけ高価なバスソルトを使ってみたり。
もし、一日一度が難しいなら、一週間に一度でもいいのです。
自分に小さなご褒美をあげてください。
それは、自分を大切にしてあげることであり、心が喜ぶことです。
心が喜ぶことを、小さく、少しずつでも積み重ねてあげることで、忙しい日常を楽に過ごしやすく
することができます。
是非、習慣にしてあげてくださいね。