カウンセリングや心理学講座などで出てくる「人の心は愛でできている」という言葉。
「嘘くさい！」って思ったことありませんか？。
私はいつも思っています。
カウンセリングの中で、私自身がこの言葉を言い続けているのに、本当に何ですが。
私は、カウンセリングに出会うまでは、ずっと「愛」を嘘くさいと思っていました。
結婚する時には、絶対に神仏の前で、結婚の誓いはしない、と思ってました。
愛なんて形にならないもの、神仏の前で誓えるか！と本気で思ってましたし、
実際、結婚した時は、人前式でやりました。
そんな私がカウンセラーになって、愛を語っていることに、今でも不思議な感じがします。
だからなのか、「愛」と「その嘘くささ」については、私の中の大切なテーマなんです。
私は、クライアントさんの心の中にある「愛」についても熱く語らせていただきますが、
カウンセリングや講座の中で「愛なんて嘘くさいよね！」と語ることも多いんですね。
今回は、そんなお話を書いていきたいと思います。
例えば、カウンセリングの中のこんな話
（池尾が作った架空のお話です）
「夫が浮気したんですよ！。ブチ切れて、怒りまくって、今、実家に帰ってます。
夫は、やり直したいって言ってくるんですけど、ふざけるなって感じ！」
そんなことを言われると、私は、
「この人は、本当に優しい人だな～。愛が大きい人だな～」
と心の中で思いながら、話を伺います。
このタイミングでは、言葉には出しませんが。
だって、こんなに怒っているのに、「あなたは愛の人ですね！」と言われたら、
ますます腹が立つと思いません？
何をトンチンカンなことを言ってるのか！とか、
人の話を聴いてるのか！という気分にだってなりますよね。
ちなみに、うっかり、この言葉、口に出してしまうこともあります。
こういう時ですね、クライアントさんに叱られるのは。
「池尾死ね！」と面談カウンセリングで面と向かって言われるカウンセラーと称される由縁です。
でも、このクライアントさんに、どうして池尾は「愛」を感じるのでしょう。
この記事を読まれたあなたは、どう思われますか？
そんなお話を、これから、この記事で綴っていきたいと思います。
ところで、ここまで書いてきて、ふと、自分の結婚式のことを思いました。
愛を神仏の前なんかで誓えるか！と思いながら、人前式では、結婚の宣言とかしちゃってるよな、と。
それって、当時の私も「愛なんて嘘くさい」って言いながら、「愛」を求めてたってこと？
いやいや、そもそも、「愛が嘘くさい」くせに、なんで「結婚」なんてしてんの？
いやいや、そもそも、なんで恋愛なんてできたの？
・・・
自己突っ込みが止まらなくなってしまったので、今日の記事は、一度、これにてお開きとさせていただきます。
続きをお楽しみに！
次回の記事はコチラへ＞＞＞「愛なんて嘘くさい！」って思ったことありませんか？（２））
