誰かに嫉妬してしまう時、その相手より自分を責めていることが辛いとしたら?

「つきあっている彼が他の女性と仲良くしていると嫉妬してしまう。

その怒りがなかなか収まらないので、良くないと思いながらも彼に怒ってしまう。」

 

こうした嫉妬のご相談を伺うことがあります。

 

嫉妬はとても苦しい感情です。

 

それを少しでも和らがせてあげるための大切なポイントは

 

「嫉妬している自分を責めてしまっていること。」

 

このことに気づいてあげることです。

 

 

 

怒りのエネルギーは相手ではなく自分に向かってる?

 

嫉妬は誰だって感じる感情です。

 

だから、嫉妬してしまうのは自然なことだと思うんですね。

 

まずは、誰にでもある感情なんだと、自分の嫉妬を受け入れてあげようと思ってみてください。

 

一見、嫉妬という感情が苦しいように感じますが、実は、それ以外の感情が自分を苦しめています。

 

それが、

 

「嫉妬している自分を責めている」

 

ということです。

 

 

この時の心がどんなことになっているかというと、

 

・誰かに嫉妬を感じる

 

 

・そんな自分が嫌な存在だと感じる

 

 

・自分を責める

 

 

こんな風になっています。

 

嫉妬のエネルギーはとても大きいので、自分が嫉妬している相手とか、自分のパートナーに対しての怒りに意識がいくものですが、

 

その怒りが大きければ大きいほど、

 

その誰かへの怒りよりも、

 

「自分への怒り」

 

の方が大きい場合が多いのです。

 

 

最大の敵は「比較」にあるとしたら

 

もしそうだとしたら、どうして自分への怒りがこれほど大きいのでしょう。

 

シンプルに考えたら、

 

例えば、嫉妬している相手が

 

・しっかりしてる

 

・美しい

 

・可愛らしい

 

・会話が上手

 

・いつも笑顔でいる

 

 

こんな人だったとしましょう。

 

これって、

 

「その人と自分を比較している」

 

時に感じるものなんです。

 

そうでなければ、

 

「あの人、素敵だね~」

 

で終わるはずなんですね。

 

 

ポイントは、この

 

「比較」

 

にあります。

 

相手と比較して、自分にはない!と思うのが辛いんですね。

 

この、自分にはない!が自分を責めているところなんです。

 

 

ということは、逆に言えば

 

「比較しなければ、苦しくない」

 

ということになると思いませんか?

 

 

「そんなことができるなら苦労してないわ!」

 

という声が聞こえそうです。

 

実際、カウンセリングの中でお伝えしたら、言われました。

 

でもね、これって難しいけれど、できるものなんだと私は思うわけです。

 

*この記事の続きは以下をご覧ください。

「誰かに嫉妬してしまう時、その相手より自分を責めていることが辛いとしたら?」

 

* * *

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